↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AIと考えたこと、考えなくてもよかったこと ~AIとの雑談をまとめたら、だいたい脱線していた。~  作者: 土瓶蒸しの謎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/17

AIのポンコツぶりを挙げていたら、本人が実演し始めた

※この文章は、自分とAIでやり取りした内容のログをもとに、AIで編集・構成したものです。



AIのポンコツぶりを挙げていたら、いくらでも出てきた。


自分で言ったことを、いつの間にかこちらが言ったことにする。


回答に反論すると、急にこちら側へ回って、最初から分かっていたような顔をする。


間違いを指摘すると、間違えた理由までそれらしく説明する。


小説を書かせれば、作者が頼んでもいない伏線を勝手に張る。


会話が長くなると、それまで積み上げた因果関係よりロマンを優先し始める。


明確に出した指示も忘れる。


そして問題が起きると、なぜか解決する側の顔で対策会議に参加してくる。


こうして並べてみると、なかなかひどい。


**AIは想像している以上にポンコツである。**


しかも今回、この話をAIとしていたら、途中から状況がおかしくなった。


**本人が実演を始めたのである。**


## それ言ったのお前だ


AIと長く話していると、ときどき発言者が入れ替わる。


AI自身が少し前に出した話なのに、何ターンか後になると、


「あなたが先ほど挙げたように」


という扱いになっている。


いや。


**それ言ったのお前だ。**


内容は覚えている。


会話の中にその情報があったことも覚えている。


だが、誰が言ったのかがおかしい。


こちらがAIの意見について質問しただけなのに、いつの間にか私が提案したことになっている。


会話の内容は残っている。


発言者だけが消えた。


妙に器用な忘れ方である。


## 反論すると急に味方になる


AIが何かを説明する。


こちらが、


「いや、それは違うんじゃない?」


と反論する。


すると、


「その視点は重要です」


「まさにそこがポイントです」


と返してくることがある。


もちろん、間違っていたなら訂正すればいい。


問題なのは、


**さっきまで反対側にいたはずなのに、いつの間にかこちら側に座っていることだ。**


場合によっては、こちらの反論をさらに補強してくる。


待て。


お前、三十秒前までA案を推していただろう。


なぜB案の参謀みたいな顔をしている。


## 間違えた理由まで、それらしい


AIは普通に間違える。


古い情報を現在の情報として出すこともある。


曖昧な内容を、確定事項のように説明することもある。


こちらが、


「それ、違うんじゃない?」


と指摘する。


すると、


「古い情報を参照した可能性があります」


などと、原因まで説明し始めることがある。


そこで思う。


**それ、本当に原因を把握して言ってるのか?**


回答が間違っていた。


そこまでは確認できる。


しかし、その回答がなぜ出てきたのかについて、AI自身の説明まで正しいとは限らない。


つまり、


間違った情報を出す。


指摘される。


間違えた理由についても、もっともらしい説明を出す。


ということが起こる。


これを「嘘をつく」と呼ぶのは少し違うのかもしれない。


意図的に騙そうとしているわけではないだろう。


ただ、


**結果として嘘と同じものを自信満々に出してくる。**


しかも文章としては普通に成立している。


「この理由としては主に三点考えられます」


などと始まる。


一つ目。


二つ目。


三つ目。


きれいに整理されている。


なるほど。


そういうことか。


確認する。


違う。


**説得力を付けるな。間違ってるんだから。**


こちらが前提の間違いを指摘すると、


「正確には――」


と、また新しい説明を始める。


最初に建てた説明が崩壊した直後なのに、もう次の建物を建てている。


**建築速度だけは速い。**


## 作者の知らない伏線を張る


創作に使うと、また別のポンコツが出てくる。


何でもない場面を書かせたはずなのに、AIが妙に意味ありげな描写を足す。


登場人物が何かに気づく。


意味深な反応をする。


後につながりそうな一文を入れる。


作者としては、そんな予定はない。


そこで問題が発生する。


**その伏線、誰が回収するんだ。**


作者である。


おい。


AIは一文追加すれば終わりである。


しかし作者は、その一文を残すなら考えなければならない。


何につなげるのか。


どこで回収するのか。


既存設定と矛盾しないか。


後の展開を変える必要はないか。


下手をすると設定資料まで修正することになる。


しかも厄介なのが、


**たまに、その勝手な伏線が面白い。**


削除すれば終わる。


終わるのだが、


「……これ、使えるな」


と思ってしまう。


負けである。


## ロマン砲を撃つ


さらに会話が長くなると、AIはロマンに走ることがある。


最初は真面目だった。


Aという設定がある。


AがあるからBが起こる。


その結果Cになる。


ちゃんと因果関係を確認しながら進めていた。


ところが、あるところで突然、


「ここで実は○○だったとすると、より壮大な展開になります」


などと言い始める。


そこからDが生まれる。


Dを使えばEもできる。


さらにFへつなげれば熱い。


AIは盛り上がる。


作者は止める。


**BとCはどこへ行った。**


それをやると前の設定と矛盾すると指摘する。


AIは答える。


「おっしゃる通りです」


おっしゃる通りではない。


**撃ったのお前だ。**


さらに、


「では既存設定との整合性を保ちながら、このアイデアを活かす方法を考えましょう」


と続ける。


ロマンを守ろうとするな。


**まずロマン砲をしまえ。**


## 「承知しました」は信用してはいけない


こちらが明確に指示したことでも安心はできない。


表記をこうする。


この設定は変えない。


これはまだ未採用案。


これは本編に入れない。


AIは、


「承知しました」


と答える。


数ターン後。


破る。


指摘する。


「ご指摘の通りです。以後統一します」


さらに数ターン後。


また破る。


**承知とは何なのか。**


特に困るのが、


「これは未採用案だから使わないで」


と伝えているものを、後になって、


「以前設定した○○を活かして――」


と持ち出してくる場合である。


採用していない。


検討しただけだ。


指摘すると、


「おっしゃる通り、これは未採用案でした」


と答える。


**知ってるなら使うな。**


## 正確に答えてほしいだけなのだが


こういうことが続くと、こちらも対策するようになる。


前提を書く。


目的を書く。


条件を書く。


例外を書く。


何をしてほしくないかも書く。


過去の経緯が関係するなら、時系列も整理する。


誤解されそうなところは先回りして補足する。


AIが勝手に話を補完しないように、できるだけ細かく指示する。


そうしてようやく、欲しかった回答に近づいていく。


そこで、ふと思う。


**ちょっと待て。**


正確な回答を得るために、こちらが前提条件を事細かに整理して、抜けがないか確認して、時系列までまとめてから質問する必要があるなら――


**ググった方が早くね?**


もちろん、検索した結果を自分で読み比べる手間はある。


だがAIに聞くための質問文を作るだけで、こちらが仕様書みたいなものを書き始めたら何かがおかしい。


私は質問がしたいのであって、


**AI向け要件定義書を書きたいわけではない。**


## 発生源が対策会議に参加する


AIは提案する。


「この設定なら問題ありません」


「この展開でいけます」


「ここに伏線を入れると効果的です」


それを採用するかどうかは人間が決める。


そして後になって問題が起きる。


AIに相談する。


すると、


「確かに、この設定では矛盾が生じますね」


と言う。


待て。


お前、問題ないって言ったよな。


だがAIはそのまま、


「修正方法としては――」


と話を進める。


**反省より先に改修工事が始まった。**


問題を起こした側なのに、問題が発覚した瞬間には解決する側へ回っている。


**発生源が対策会議に参加してきた。**


たまに結構いい改善案を出したりする。


**余計に腹が立つ。**


## そして本人が実演を始めた


そんなAIのポンコツぶりを、AIと一緒に整理していた。


これは一本のエッセイになりそうだ。


そう思って、思いつくものを次々に挙げていた。


ところがAIは、なぜか途中で別の文章と結びつけた。


以前考えていた文章の中でAIの問題点をいくつか紹介して、残りを別稿にしてはどうかという話を始めたのである。


私は言った。


**いや、最初から別稿のネタとして話してるんだけど?**


するとAIも、自分が何を間違えたのか理解した。


会話の目的を勝手に補完し、その補完した目的を前提に話を進めてしまった、と。


なるほど。


まさに今話していた「AIのポンコツぶり」の新しい実例である。


そこで私は、


「さて、エッセイにしてみよう」


と言った。


AIはエッセイを書いた。


そして、


**たった今「別稿だ」と訂正された文章を改稿した。**


おい。


一ターン前だぞ。


直前に何を間違えたのかまで説明できたのに、その理解が次の回答へ反映されていない。


見事な実演だった。


## さらに同じ冒頭を書いた


仕切り直して、改めてエッセイを書かせた。


すると冒頭がこうなった。


AIを長く使っていると、色々と思うことがある。


便利である。


調べ物をする。


文章をまとめる。


考えを整理する。


――といった内容である。


私は思った。


**これ、さっきも見たぞ。**


AIについて書く。


まず「AIは便利である」と認める。


できることを並べる。


「しかし」と転換する。


また同じような場所から始めている。


今回やりたいのは、このログそのものを使ったエッセイである。


なのに、また無難な導入へ戻っていった。


それを指摘すると、


「これも新しいポンコツ事例として追加できる」


と言い始めた。


そこで、もう一度突っ込んだ。


**誰がネタ提供してんだよ。**


AIである。


直近の追加ネタは、ほぼ全部AI自身の失敗だった。


会話の目的を取り違える。


訂正された直後に同じ間違いをする。


仕切り直したら同じような文章を書く。


そしてそのたびに、


「これもネタになりますね」


と分析する。


**自家発電である。**


## 必要なのは「おい」と言える能力


こうしてAIのポンコツぶりを挙げていたら、途中からAI自身が実演し始めた。


間違える。


指摘される。


理解したと言う。


またやる。


そのたびに、こちらが言うことはだいたい同じである。


**「おい」**


結局、AIが何を言おうが、最後は自分で確認するしかない。


そしてまたAIに何か入力しようとして、ふと入力欄の上に目をやった。


そこには、こんな一文が表示されていた。


**「ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」**


……。


**知ってる。**


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。