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耐え続けるだけの日々
2026/05/05
執筆
いつしか毎日を、楽しめなくなっている自分に、ふと気づきました。
楽しかったもの、美味しかったもの、面白かったもの、嬉しかったもの、あらゆるものが自分自身の現実感が遠のくのと並行して、彩を失っていったんです。
恋人と過ごす旅行や、普段のショッピングデートでさえ、訳も分からないままに価値が薄れていくばかりでした。
常に襲ってくる眠気や疲労感、やらなけらばならないことを優先したらほぼ残らない、気力と体力。
救いを求める先も、無く、ただ日々耐え続けていました。
何に?
生きる苦しみ
人生の終わりへの誘惑
すべて投げ出したい衝動
そして恋人を遺して逝けない思いだけで耐え続けました。
・・・14年をゆうに超える人生という時間を、耐えることに費やし続けました。
そんな中、一番大切にしたい恋人の存在が、邪魔に感じる時期が来ました。
終わらせられない理由、に変換されていったんです。
極限状態になると、自衛のために他人に責任転嫁をするように、言動がどうしょうもなく荒くなっていったのです。
そんな私自身から、恋人を護り愛している別人格たちがいなければ、私はもっと早い段階で、この世にはいなかったでしょう。
現在に至るまで、一人また一人と増え続け、私の内には今44人の別人格がいるのです。




