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転生したら戦国時代だった  作者: kou2199
第二部
47/47

平和が来た

さてその後の秀吉はどうなる?

「殿下、なにはともあれ此度の天下統一実にめでたき事にございまする」光圀

「うむ、大殿信長様の遺志をついに達成することが出来たすべては皆のおかげじゃ」秀吉


「もはや日の本に殿下に平伏せぬものは皆無」半兵衛

「まさかこんな日が来るとはな、実に感無量じゃ」


「殿下、太平の世は来ましたがあくまでもそれは日の本の事だけにござる」官兵衛

「ぬ?なにがいいたい」秀吉


「は、かねてから光圀様が申していましたが我が日の本は戦に明け暮れ民は疲弊しきり

生きるすべを失ってしまいました」官兵衛


「うむ、天下統一となったからにはくだらぬいがみ合いは捨てて日の本一丸となり

戦後復興を果たさねばならん」秀吉


「御意」一同

「光圀!」

「ははっ」

「あえて聞くまでもないとは思うが其方と官兵衛にはとっくに思い描いた絵図が

あるのじゃろう?遠慮なく申してみよ」


目を合わせる光圀と官兵衛


「さすれば・・・」


「まずは復興のためしばらくは農業優先といたします」

「うむ、農兵制度の廃止じゃな」

「は、これからは兵農分離を徹底いたします」官兵衛

「検地と刀狩りの徹底を行います」


「うむ、百姓の中には不届きにも落ち武者狩りで大量に武器弾薬を隠し持ってると聞いた」

「は、新開発の南蛮渡来(金属探知機)ですべてを没収いたします」官兵衛

「素直に差し出した百姓には恩賞(買い取り)も授けて飴と鞭といたします」光圀

「うむ、搾取するだけでは百姓の恨みを買ってしまうので良策じゃ」


「取上げた金属類は全て「いんふら」整備に使い、目に見える形で民草に還元いたします」

「うむ、支配階級だけが富むのではないと説明にもなるな」

「そして、ここからが一番大事なのですが」

「うむ」

「新たに「寺小屋」制度を実施いたします」光圀


「おお、かねてから其方が熱望していた万民への教育じゃな」

「御意、富国強兵とは兵が強くなるばかりでは駄目なのです民草に教育を与えねば

国は豊かになりませぬ」光圀


「太平かなった今こそ教育は急務じゃな」秀吉

「支配階級が特権をふりかざし万民から搾取するのでは国は強くなりません」

「うむ、其方の理想論はかねてから聞いておるが果たして可能なのか?」


「日の本焼け野原の今でなければ出来ません、既得権などがない今しかないのです」


「つまり日の本を中央集権制度にして各地に県を置き知事が統括する方式だな」

「御意、この方式は南蛮渡来式で遙か西方ではすでに一般化してまする」

「我が国は遅れをとりすぎてる・・なんとかせねばいずれ他国に滅ぼされよう」


「はは、一刻のゆとりもありませぬ、復興と教育は喫緊の課題です」

「実は諸外国の情報は正宗から大量に得ています」官兵衛

「正宗には先見の明があるのだな?」秀吉

「は、独自の調査部隊にて世界を見てきたようにござる」官兵衛


「天下統一がなった今もはや隠し立ては必要ござらん、これからはUFOの存在を

公にしその活用を図るときにござる」光圀


「其方の話だと諸外国へもひとっ飛びだとか?」秀吉

「さすがにそれは明かせませぬが今後情報収集に利用させまする」光圀


行き過ぎた科学力をあまりにも明かすと未来にろくな事がない」とリョウコの意見

「富国強兵の為絶対かかせないが明かすことも出来ぬ・・ジレンマだね」

脳内で光圀とリョウコが話す


「さて、話は変わるがこのたび余は茶々を正式に側室に迎える事となった」秀吉

「ははっなき大殿(信長)とのむずび付き強化のためでござるな」官兵衛


「うむ、光圀がどうしてもというのもある、余は光圀の進言は全てなのだ」秀吉

「いえ、殿下の中にも茶々どのへの執着誰もが知るところにござる」光圀

「なんかのう、お市様にそっくりなのに出てくる言葉は粗野で粗暴、なんともいえぬな」

秀吉


「ヅンデレなんでしょうね」光圀

「なんだ?そのつん・・?」秀吉


「なんでもございませぬ、とにかく此度はめでたき事、これで豊臣家は安泰でござる」光圀

「うむ、すべては其方たちの尽力のお陰、褒美は思いのままじゃ」秀吉

「褒美などはいりませぬ、殿下につかえることがなによりの褒美でございます」一同

「皆そろいもそろって無欲と来た・・困るんだがなぁ上司としては」秀吉


「さて、次の議題でござるが」官兵衛

「うむ、いよいよ他国との貿易開港の件じゃな」秀吉

「はは、まずは朝鮮との交易を結びその先は明との国交樹立でござる」官兵衛


「うむ正宗の情報によると朝鮮の国力は我が国以下なれど明は強大、国土の広さでいえば

我が国の20倍以上と聞く人口がどうなのかはわからぬがまさに超大国じゃ」秀吉


「実のところあまりにも大国すぎて内政が多少乱れてるとの報告にござる、つけいる隙は

十分にあるかと存じます」官兵衛


「だが一歩間違えれば相手は強大、油断するでないぞ」

「我が南蛮渡来は遙か西方からの世界最先端技術にて明とて凌駕するは可能にござる」

光圀


「ほう、平和主義の其方にしては珍しく猛々しい意見じゃな」秀吉

「我が国の国土は狭きもけっして明には劣らないと言うことでござる、下手にでては相手に

なめられましょう」光圀


「うむ、あくまでも国交を結ぶ目的ではあるが強国に下るという訳ではないと言うことか」

「御意」光圀


「そのためには武力で威嚇することも大事にござる」官兵衛

「武力を行使するということか?」秀吉


「いえ、大艦隊で訪問し戦よりも和平が大事と相手に悟らせるのです」光圀

「なるほど、抜かぬ刃か」秀吉


「そのためにいままで準備して参りました」光圀

「朝鮮対策はどうするのじゃ?」秀吉

「是非補給基地として利用したく」官兵衛


「うむ、つまりこちらも武力を見せつけての国交樹立をめざすのじゃな」秀吉

「は、相手国はまだ我が国の国力などしりませぬ、侮っていることでしょう」官兵衛


「しかし、大丈夫なのか?肝心の大船団など余は一度もみてないが?」

「はは、これは極秘事項でしたので殿下にもふせていました」


「村上水軍か?」

「御意、実は呉という港は軍港にとても適していて自然の要塞です」官兵衛


「ほう、いつのまに・・」

「毛利を取り込み村上水軍を配下にしたは、いずれくる「海軍」創設の為でございます」

「さすがは光圀数手先をよんでいたか」


「すでに新型鉄甲船は相当数できあがつています半年もすれば完成にござる」光圀

「先日見聞した鉄甲船とやらか、あれを何隻つくるのじゃ?」

「は、戦艦10、巡洋艦15、護衛艦(駆逐艦)20ほど用意する予定です」

「ま、まさに大艦隊じゃ」


「さらには秘密兵器の・・」

「いつぞや村上水軍戦に使ったくじらか?」秀吉

「は、くじら(潜水艦)の建造も進んでいますが数は極秘にござる」光圀


「これは極秘中の極秘ですが・・・」光圀

「ごくん・・」一同


「先日申し上げた通りUFOを運搬する船も用意いたします」光圀

「ほお、空飛ぶUFOの移動基地か?」

「は、空母と申します」光圀


「途方もない軍費を要するのではないのか?」秀吉

「いえ、全ての材料集めは蜂須賀小六に命じて全国より集めてました」光圀

「小六が評定に顔をださなかったのはそのためか」秀吉


「かのものは山の民その手の職人にござる」光圀

「そうか、金山だけでなく信濃にはお宝の山だと申しておったな」秀吉

「は、信濃の国はお宝の山でした」光圀


実はすでに光圀はリョウコに命じて世界各国をUFOで駆け回り鉱物資源を採取していた

異世界24世紀の「アイテムボックス」恐るべし途方もない鉱物資源を軽々と運搬出来る

だがこの秘密は秀吉ですら知らぬ事。光圀とリョウコしかしらない


朝鮮へ国交大船団を送る足がかりとして秀吉は九州唐津に名護屋城を急遽建立

出兵する兵士と必要物資を集め一大拠点とすることにした


勿論ここでも墨俣職人の技が冴える。唐津の町は一夜にして大都市へと変貌を遂げた

先に触れた大艦隊に補給船や人員輸送船を含め総勢100隻超の大船団が

日本を後にしたのだ、兵士20万、軍属5万


光圀、官兵衛、半兵衛、半蔵が旗艦である戦艦「やまと」に乗船し号令をかける


「殿(光圀)この戦艦なる船ですが大筒はさほど大きくないのですな」官兵衛

「うむ、南蛮渡来の最先端は大筒には頼らないからな」光圀


「ほう?」官兵衛

「つまり敵が見えてから行動するのでは遅すぎるという事でござる」光圀

「殿(光圀)は当艦隊の総司令にござる、殿下の名代なのです部下には命令口調

でなければなりませぬ」官兵衛


「わかってるが・・・なんか偉そうでいやなのじゃ」光圀

「いえ、偉いのですから。お願いします」官兵衛

「う、うむわかった、よきにはからえ」


「つまりは水面下で情報あつめをしてるし危険が迫る前に先手を打てる体制なのですね」

「全ては軍事機密である、味方にも言えないことじゃ」光圀


「朝鮮へは約一日の距離、あと2刻(4時間)もすれば相手国の勢力圏にはいる」光圀

「な、なんと恐ろしい速度、昔遣唐使の頃には一月二月の航海だったと聞きますが」

「うむ、南蛮渡来は波風に左右されぬのじゃ」光圀


「物見(実はドローン)からの報告!」側近

「うむ、申せ」

「朝鮮国はなぜか防御陣が敷かれ大筒がこちらに照準を合わせてるとの報」


「やはり、情報は漏洩していたか」光圀


「これは当然のことでしょう相手にも忍びはいるはずですから」官兵衛

「仕方がない、戦いたくはないが相手がその気ならば威厳を示さねばならん」光圀


「いでやそうらえ!、戦じゃ」官兵衛

「まずは先制攻撃にて敵陣を屠る」「打てっ」光圀

なんと戦艦からではなく護衛艦から多数の火柱が昇る?いや噴煙だ


「殿、あれは?」官兵衛

「秘密兵器じゃ、南蛮渡来」

「しかし、面妖にござる、あの丸太は意思でもあるかごとき打ち上がったあと水平に進路を

変えてる・・・ば、ばかな、この世のものではござらん」驚く官兵衛


この時代には絶対存在しないそれは「クラスター爆弾」弾頭を積んだハープーンミサイル

敵陣上空300mで弾頭は一発あたり50に分解し更に上空100mでバンと炸裂し

気体状の炸薬を振りまく。恐るべき非人道兵器

発火信管が「ぱっ」と発火すると気化炸薬は一気に爆炎、周囲200mは火の海と化す


「ぎやああああ」砲兵たちはなにがなんだかわからないうちに全員炎に包まれて絶命

「水際作戦は失敗じゃ、ひけ~ひけ~」朝鮮兵たちは我を争って退却する


「敵守備隊100ほどは壊滅させましたが戦は最小限にて収まった模様にござる」官兵衛

「うむ、犠牲者には申し訳ないがこれも双方の被害を最小限に収めるための作戦じゃ許せ」


「敵に哀れみなど必要ございませぬ」官兵衛

「忘れるでない、我々は戦に来たのではない朝鮮を滅ぼす意思などないのじゃ」光圀


続いて揚陸部隊が上陸し周囲を制圧した、ほぼ無血、朝鮮兵はだれもいない

「殿、橋頭堡なるものを確保しました」官兵衛


「図に乗って奥深くまで攻め入るでないぞ、それは相手の作戦じゃ」光圀

「なるほど、逃げたとおもわせて挟撃ですな」官兵衛

「常套手段じゃ」光圀


ここでも強力な墨俣工兵の出番、あっという間に一夜城を築き上げる

「墨俣一夜城のノウハウが生きたな」光圀


制海権を得た光圀軍、次から次へと名護屋から補給物資が届く

わずか一週間で難攻不落の一大拠点を築き上げてしまったのだ

朝鮮兵は夜陰に紛れていくどとなくゲリラ戦を行ったがことごとく返り討ち暗視スコープなど知らない


「朝鮮王宣祖様より使者が参りました」側近

「おお、通せ」光圀


「お初にお目にかかりまする、我は朝鮮からの全権大使でござる」名を李

「おお、流暢な日本語いたみいる、おまちしてました」光圀


「此度の戦の目的をお知らせ下さい」李


「我が国は戦など仕掛けてはない、あくまでも国交樹立と開港目的じゃ」光圀

「なるほど、武力を示したのにその後侵略しないのはその理由でしたか」


「本来ならば戦などしたくはなかったが威を示したのは交渉を有利に進めたいがためじゃ」

「なるほど、して我が国はなにをすればよいのですか?」

「我が日の本との交易と主要港の解放をしていただきたい、勿論使用料は払う」


「な、なんと。それだけ武力を持ちながら公平な取引を所望と?」

「うむ、いずれは明と国交を樹立したいのでそのための足がかりなのじゃ」光圀


「武力を明に伝える理由もございますな」李

「うむ、此度のような双方が望まぬ戦は避けたいからな」光圀

「なんと心のひろい・・・・」なにかもじもじしてる全権大使


「ん、いかがいたしたのだ?」

「この李感服しました」


「はあ?」

「実は我はこの朝鮮国を納める王です」李

「王自ら来るとは、危険ではないのか?」

「やはり、身を委ねる以上直に接したく思いました」李

「言っている意味がわからんが?」


「は、ただいまより我が大朝鮮は日の本国に従順を誓いまする」李

「それが小国の処世術というわけなのか?」光圀

「は、今日現在我が朝鮮は明と主従関係、つまり属国なのです」

「主人が替わるだけにしか感じぬが?」


「いえ、明は我らを人とは見てませぬ一方的に搾取するのみ此度の貴国との衝突も

すべて明からの指示にございました」李


「自分の腹は痛めずに我が国の戦力を測ったのか・・・」光圀

「は、我らなどただの捨て石にすぎませぬ」李


「だが我が国はもっと極悪非道かもしれぬぞ」光圀

「いえ、ここまでの交渉で全てがわかりました。光圀様は決してそのようなお方でないと」

「勘違いするでない、われは秀吉様の名代、決定権などはないのじゃ」

「またご謙遜を、我が国の忍びの報告では殿下と光圀さまは親子にして一心同体殿下は

安心して光圀様に全てを任せているとの事」李


「む・・・」

「とにかく我が国の方針はすでに決定していました」李

「覚悟の上か」光圀


「御意」

「で、訪ねるが、その方は我が国と明との国交についてどう感じる?」

「明王は全ての中心は我にあると中華思想のお方、公平な国交など無理かと」

「交渉の余地などないと?」


「武を示さねば絶対に不可能と存じます」

「明憎しで言ってるのではないのか?」

「例えそうであっても貴国にはなんの利もありませぬ」

「たしかに・・で、どうすればよい?」


「攻め落とすしかありません」

「大勢死ぬぞ?」

「貴国がしなくてもいずれ明は日の本を侵略する予定でした」


「やはり我が国で暗躍していたは明の意思か?」

「は、我はそう聞いてます」李


「どうする官兵衛?」

「は、一端朝鮮を足がかりに準備せねば敵戦力がわかりませぬ」官兵衛


「このまま出航していたら全滅もありえたのか?」光圀

「敵に遅れなどとりませぬが情報がないまま突っ込めば被害量を予想すらできませぬ」官兵衛

「もっともじゃ」


「李王殿」光圀

「は、殿などと呼ぶはなりませぬ、呼び捨てで結構です」

「む、では李王!」


「はは、なんなりと」

「此度の戦、全面協力していただけるのか?」

「は、全身全霊をもって」


「ならば貴国への支援を約束しよう、民草の困窮は酷いときくぞ」

「は、恐れ入ります我のいたらぬ結果にて」


「いや、税金の半分を明に差し出していたのでは国家として成り立つわけがない」光圀

「恐れ入ります」


「よし、対明協力をしてくれる褒美に我が国の全力をもって貴国を支援する」

「ありがたき幸せ」


光圀の約束通り直ちに朝鮮の国中に日の本式のインフラが整備され町中に灯りがともり

不潔だった衛生状況は上下水道完備により劇的に改善された、町中にあふれていた乞食は

職をえることで治安がみるみる良化していった。


「くう、話が全然ちがうではないか」明王

「最貧国の朝鮮を支援させることで日の本の国力を削ぐ計算だったのですが」側近


「町中にあふれていた乞食たちが新たなる労働力となってしまった」明王

「御意、労働力は国の力でございまする」


「日の本の国力を削るどころか朝鮮の生産性が向上し両国の力が増してるではないか」

「は、まさかこんなに急激に事態が進展するとは想定外にて」側近

「ばかもの、感心してる場合か!これでは力を付けた両国がいつこちらに向かうか

わからなくなったぞ」


「ですから、明王、かねてから進言通り日の本とは平和に交渉するべきと」側近

「しれもの!あのような矮小なる国と平和になど出来ぬ、それこそ世界から笑われる」

「どうしても服従させるのですか?」側近

「どうしてもじゃ、我の沽券に関わる」


「しからば我が国も総力戦でござる」側近

「たわけ、そのために日の本に長年忍びこませていたのじゃ」

「ははっおそれいりまする」

「しかし、朝鮮を攻めたときの秘密兵器についての情報は入ってきてないなんとかせい」

「敵艦隊にはうかつに近寄れません、常に監視してる模様です」


「まあ、戦艦ごとき所詮海でしか働かぬ広大な我が国を蹂躙など不可能じゃがな」

「御意、それに国民の数は無尽蔵にござる100万200万の兵を見たら

日の本など腰を抜かすに違いありませぬ」側近


「ふははは、どうじゃ、負ける要素など一片もない」過信する明王


結局当初半年の予定だったのが朝鮮発展へと動いたので2年も時がたってしまった

「殿(光圀)」官兵衛

「うむ、十分準備は整ったな」

「御意、進行の時が来ました」


膨れ上がって日本軍の総勢500隻以上の大艦隊兵力50万、名護屋と朝鮮釜山から

上海を目指す


「朝鮮は裏切るかな?」光圀

「は、ここまでは李王の思い描いた作戦通りとみてます」官兵衛

「最初から我が国とまともい戦うのではなく利用するだけ利用し国力増加が狙いだな」


「御意、ですから我々もあえて李の手のひらで踊る作戦にでたのです」

「明に税金の半分を搾取されてるのにそのまた半分を私利私欲に使う李王などに

国家や国民を憂う気持ちなどはじめからあるはずもありませぬ」官兵衛


「我らが知らぬと思ってるのか?」光圀

「表向きは己自身は質素倹約を偽って、その実は身内で固めた政府、巧みに国民から

搾取してる仕組みはすべて半蔵殿が暴いてまする」官兵衛


「我が国からの支援物資も言葉巧みに着服してるな」光圀

「手のひらで泳がせてると思わせておいて実は我らの手のひらなのです」官兵衛


「実はな、官兵衛、我らのいた遙か先の未来では朝鮮と日本の関係は決して

思わしくなかっのじゃ」光圀


「は、殿が未来から来たとはにわかに信じられませぬが数々の南蛮渡来を見せつけられて

なんとなくとは思ってまする」官兵衛


「一番両国関係を悪化させた要因は実際に日本が朝鮮を併合という形で実効支配

したのが原因なのじゃ」


「殿の話では当時の情勢が朝鮮にそうぜざるをえない事態だったそうですね」

「うむ、両国合意の元で行われた併合ではあったがそのご不幸にも日本は米国に

完膚なきまでにたたきのめされてしまった」


「神国日本が負けた・・」

「うむ、戦後米国の管理下におかれた日本はすっかり生気が失せてな米国の政治的

弾圧に屈してしまったのじゃ」


「なんと、戦に負けると言うことは惨めでござるな」

「しかし、転んでもただ起きない日本民族、その後奇跡の復興を遂げたのだが」

「同時に朝鮮は戦後復興に日本を利用する事となった」

「つまり敗戦国の日本に侵略されたと恨みをもつことになったのですね」官兵衛


「うむ、その後の南北を分断した朝鮮戦争とかもあり、朝鮮の反日感情は政治利用された」

「つまり、現在に戻りますが朝鮮を支配するという事は後の禍根になりうると?」官兵衛


「うむ、朝鮮は儒教の教えが浸透する「恨文化」が根付いている感謝よりも恨みなのだ」

「莫大な投資もすべて無駄というわけですね」


「無駄ではないが感謝もされないということ、なので日本は朝鮮からは手を引く」

「御意、ここまで尽くしたのですからあとは自分でなんとかするべきですね」

「話をもどすが朝鮮が裏切るのはすべて調査済み、明とそんなに簡単に関係が切れる

訳もない、決して李は既得権益という甘い汁から逃れられぬよ」光圀


「具体的にはどうされるのですか?」官兵衛


「ふふふ、全てはごろうじろだ」光圀

「ははっ結果を楽しみにしてまする」官兵衛

「そちも悪よのう、立案は其方と半兵衛なのに知らぬふりか・・」光圀

「どこに敵の間者がいるかわかりませぬゆえ」官兵衛


つづく


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