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転生したら戦国時代だった  作者: kou2199
第二部
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天下統一へ

時は少し遡り本能寺の変直後から物語は進みます

「信長様謀反により本能寺にて落命」


毛利成敗にて備中高松城水攻め中の平五郎に一報が届いた

「な、なに~光圀、光圀はどこじゃ」平五郎


「それが、光圀様みあたりません、もしかして大殿の下に向かってるやも」

「うむ、光圀には南蛮渡来があるさもありなん、緊急事態なので独断で動いたか」


「殿、ここは最前線、毛利攻めいかがいたしますか?」孝高(後の黒田官兵衛)

「大殿が大変な時によく冷静でいられるな」


つづけて伝令が来る


「謀反人の正体判明、明智光秀にござる」

「光秀め・・許さん・・お大殿ぉ」号泣する平五郎


「殿、天下取りの絶好の機会がおとずれましたぞ」ささやく孝高

「今は聴きたくない」泣き叫ぶ平五郎


しかし沈着冷静な平五郎号泣しながらも脳内がグルグル回る

「孝高め・・本音をつきおって、油断ならざらぬ奴」泣きながら青ざめる

「そなたの案で水攻めなどを行ったお陰でいたずらに時を費やしてしまった

如何にこの局面を打開するのだ!」平五郎


「地理的に考えもっとも迅速に動けるのは我が軍でござる、毛利に気づかれる

事無くこの場を収めとって返せば仇討ちの一番槍は我が軍でござる」孝高


「策はあるのか?」

「は、多分毛利には大殿崩御まだ伝わってない筈、明日が勝負でござる」

「うむ、こちら有利に和平を結びとって返すのだな」

「御意、光圀様はご不在ですが待機してるUFOなるをお借りし撤退準備したく」


「うむ、和平交渉と同時に撤退準備だな」

「は、全てお任せ下さい」孝高


「此度は時間勝負というわけか」平五郎

「は、にっくき光秀に時を与えてはなりませぬ」


「なるほど、時間が掛かれば掛かるほど光秀の体勢が調ってしまうな」

「今こそ我が平五郎軍蓄えた財を使う時でござる」


「うむ、たのんだぞ」


翌日平五郎が動く


「此度の高松城攻め城主の首で和平とする」と毛利側に申し出たのだ

永らく兵糧攻めに疲弊し陥落一歩手前敗北直前だった毛利方が色めく


「これは実質我らの勝利にござる、織田軍の敗北、ここは武士の情け

受け入れるべきでござる」評定の結果双方合意に到ったのだ


もちろんこの時点で信長の訃報は毛利側に届いていない


城主清水宗治は優雅に船を出し両軍にらみ合う急造湖のど真ん中で腹を切った

これで無事和平成立


「おおっ約定通り織田軍が引き上げていくぞ!」その引き際が尋常では無い


同時に伝令が毛利陣営に駆け込む


「一大事、信長謀反により討ち死にござる!」


「な、なに~これはたばかられた!」

「直ちに追撃いたしますか?」


「いや、今回は武士の情け、主の敵討ちを見守ってやろう。きっと将来毛利に

利となるはず」


してやられた毛利軍であったが追撃を行わなかった事で最も危険と言われる

撤退戦をなんとか切り抜けた平五郎軍。


「毛利軍追ってこぬな」平五郎

「は、これは借りが出来てしまったやもしれません」半蔵

「武士の情けか・・・」平五郎


長年の宿敵であっても同じ戦国の世を生きる武将、通じるものはあるのだ


「いそげいそげ」

足軽達は全ての装備を捨てふんどし一丁で走る、走りながら街道中に溢れる

農民からのにぎりめしや水を受け取り飲み食いしながら走る


「ささ、こちらでお休みください」適所に野営地が設けられて休憩と仮眠がとれる

兵士達はいたれりつくせりの待遇、湯水のごとく金をつかう孝高


これが後世にのこる「平五郎の大返し」わずか10日で光秀から天下を奪い

返す事となる





「殿(光秀)、急報でござる、兵五郎軍間近に迫りつつあります」伝令

にわかに動揺する光秀


「ばかな、平五郎は備中攻めの最中のはず。ありえない」

「ですがすでに兵五郎軍陣を整えつつあります。急がねば」


「いかん、初手で後れを取った。直ちに迎撃せよ」


俗に言う山崎の合戦。後れを取った光秀軍あっというまに壊滅

というか兵五郎軍の情け容赦ない新種子島と野戦砲によりたとえ準備万端で

あったとて全滅は必至だったのだ。

しかも不幸な事に今まで散々火を噴き敵を屠ってきた新種子島がうんともすんとも

いわなくなってしまった・・賊軍となった光秀軍に織田側の兵器は一切使えない

一方的な殺戮が始まった。



「ドガガガガガガガ・・・」百発百中の新種子島容赦なく光秀軍を討ち取る

今回は情け無用の実弾攻撃、阿鼻叫喚の地獄絵図、筆舌に尽くしがたい修羅の世界


「殿(光秀)総崩れでござる、一度お引きください」落ち延びる光秀・・・

だがその光秀も居城に撤退し今後を検討すべく評定中に行方不明になってしまった。

ここに平五郎軍大勝利わずか半刻で光秀軍全滅

主殺しは大罪その罪は一族郎党におよぶ、今回は逃亡兵も一切許さず断罪された

処刑台に上がった首は3万以上とも言われた・・


時を同じくしてようやく光圀からの連絡が平五郎に入った

平五郎軍と光圀軍の重臣達数名しか所持していない「すまほ」による極秘通信


「平五郎様、光圀でござる」

「おう、光圀か?どうしていたのじゃ心配していたぞ」


「は、急を要したので了解を得ずに独断してしまい申し訳ありませぬ」

「其方のことだ余程のことがあったのだろう。で?なにがあった」


「は、殿(平五郎)なので隠し立てしませぬが時を遡り大殿を救出いたしました

ですがその後反作用にて10日後の未来に飛ばされてしまったのです」光圀


「な、なんと!それは大手柄であった!大殿は無事なのだな。良かった良かった」

「それが・・・・」


「む、なにか事情があるのだな・・分かったとにかく一度合流しよう」平五郎

「は、委細はその時に報告いたします、とにかく平五郎様は畿内掌握を

第一に願いまする」


「うむ、ここ一両日が肝じゃ、不穏な動きがない様とにかく京を制圧しなくては」


「は、半蔵に命じ裏工作や朝廷工作迅速に進めます」光圀

「うむ、表だっての行動は我に任せよ其方には裏方でスマンが大事な役目じゃ」


「万事心得てます。お任せください」光圀


なにも語らなくても両者の思いは一緒、阿吽の呼吸正に最強コンビ


「大殿の身になにかあったは確実・・」内心の不安を隠せない平五郎であったが

出来る事を着実にこなすしかない。


「殿(平五郎)畿内はほぼ平定しました。不穏な動きはありませぬ」半蔵

「うむ、大義であった」


京の都平定のため動けない平五郎だが無事二条城にて光圀と合流を果たせた


「殿(平五郎)此度の活躍おみごとでござった光圀感服致しました」

「世辞などはよい、それよりも報告が先じゃ、大殿はどうした?」


「は、急報を受けて独断で大殿救出に走りましたが一歩間に合わず」

「其方の南蛮渡来でも間に合わなかったのか・・・」


「大殿の急変は事後でなければ分からない為仕方有りませぬ」

「それはそうだろうな・・・」


「ですが」

「ですが?なにかあったのか?」平五郎

「は、リョウコ君の犠牲を伴いましたが時間を遡る事が出来たのです」


「な、なに~そ、それで?」

「は、焼け落ちる寸前の本能寺に到着できましたが。正に大殿落命寸前仕方なく

魂のみ抜き取る事が出来ました」


「つまり大殿は生きているのか?」

「残念ながら身体は失いましたが魂のみ我の脳内に宿ってます」


「つまり、大殿の意思は残ってる?」

「は、残念ながら我を通さなければ通じませぬ・・・」

「うーーむ、我は其方の言信じるが他の者はとても信じないであろうな」

「はい、どうみても大殿を名乗る語りにしか見えないでしょうね」光圀


「リョウコ君を失ったのも大きすぎる・・」

「リョウコ君も肉体は失いましたが大殿と同じで私の脳内に生きてまする」

「なんだそれ、ややこしいなぁ」平五郎


「と言う訳でこれからは我の言は大殿の意思と思ってください」光圀

「うむ、あい分かった。だがそれが通じるは我のみだ」


「大殿の意思により全てを平五郎様に譲るとの事にございます」光圀

「ばかな、大殿にはご子息がいらっしゃるのだ我などおこがましい」


「いえ、大殿の言葉をお借りしてますがこの日の本を収めるは平五郎様以外に

ありえないとの言でございます」


「いくら光圀がそう申しても本当に大殿の意思なのか証明できぬな」

「いえ、この光圀もそれ以外ありえないと思ってます」光圀


「分かった、とにかく光圀あっての我じゃ、其方の意見取り入れるぞ」平五郎


「うむ、それでこそ平五郎じゃ」

「今のは大殿の言葉ですな」平五郎

「御意」


「上司と部下が同居してるとややこしくやりずらい・・とほほじゃな」平五郎

「慣れてもらうしかありません」


「命令口調の時は大殿の意見と思いくだされ」光圀

「うむ、だがそれも本当かどうか証明しようがないな」平五郎


「御意、一つ言えるのは我ら3人の意見はさほど変わらないということ」

「うむ、それは確かじゃな。とても心強いこと」


「これは大殿の意見です、こうなった以上平五郎が事を進めるが最上である」

「かしこまりました」平五郎


「だが、やりづらくてしょうがない、南蛮渡来で大殿の復活出来ないのか?」

「は、勿論研究中でござるが今の所それは不可能の様です」光圀


「なぜじゃ?そなたは数万の敵兵を匿ってると聞いたぞ、南蛮渡来の身体を

いつでも与える事が可能と聞いてるが?」


「事情が違うのです。リョウコ君と大殿は霊魂だけの存在なので復活が困難なのです」

「そうか・・・肉体の復活にはなにやらちっぷというのが必要なのであったな」


「分かったとにかく大殿復活までは我が意思を引き継ぐ」

「大殿の申すにはもう余は引退の身、身体が戻ってもまつりごとは其方に

任せるとの事です」光圀


「ありがたきお言葉なれどそれは復活してから考えればよいと存じます」

「うむ分かったと申してます」光圀


「ははっ」平伏する平五郎


「で、問題はこれからの事」

「うむ」


「実は大変な事態となってるのです」光圀

「なにごと?」


「実は光秀の謀反、それ以前の反織田側の動きすべてが挙動不審と判明しました」

「む、」


「つまり織田包囲網全てが我が日の本に対する不穏分子の働きなのです」

「諸外国の働き、つまりキリシタン?」


「どうも事態はそれだけではないと」

「つまり、其方に匹敵する能力を有するなにかか?」

「今の所なんら確証は得てませぬが客観的な事実を調べると恐ろしい程なのです」


「未来からの転生者の可能性か?」

「わかりませぬが我が南蛮渡来と匹敵する物を有してる可能性が」光圀


「其方が捕らえた光秀は自爆したとか?」

「御意、自白を得る直前に自爆しました」


「あやしすぎるな・・・」

「つまり、相手は人心を自在に操れる妖術使いとみて間違いないかと」光圀

「もっとも厄介な相手じゃな、己の手は汚さずに証拠も残さないと言う訳か」


「は、我が総力にて調査しても尻尾すら掴めていない実状です」


「伊賀の里の首魁もそれか?」

「は、間違いなく。織田に接近したのもスパイ目的、まんまと謀れました」


「しかし腑に落ちない部分もあるな」平五郎

「と、いいますと?」


「其方の南蛮渡来に匹敵する能力があるのならなぜ諜報行為を先に行ったのだ?」

「む・・・」


「なぜ正面から対峙しなかった?反織田と言っても結局我が軍が勝利し続けたぞ」

「確かに、あ、大殿もうなずいてます」光圀


「それに、こう言ってはなんだがなぜ大殿だけ狙ったのだ?」


「なるほど・・・敵にもいろいろ事情がありそうですな」光圀

「とは言っても脅威なのは確かじゃ」平五郎


「まだ結論は分かりませぬがとにかくこの日の本の平安を邪魔すべく画策し

てるは確実と思います」光圀


「うむ、ここまでの推察じゃが敵の最大の武器は「洗脳」なのは間違いない」

「御意」


「逆に言えばそれ以外では光圀に劣ってる風にしか見えない」

「いえ、我だけにあらず、殿(平五郎)にも大殿にも劣ってます」


「大殿の意見ですが、洗脳だけと侮れない、本願寺を見て判るようにその能力

恐るべきであると」


「御意」平五郎


「さて、どうしましょう?」光圀


「其方は軍師だろう!其方が考えることじゃ」平五郎と信長


「うへ、殿と大殿2人から同時に責められてしまいました」頭を抱える光圀


「と、とにかくこの日の本を平らげるのが当面の使命でござる」光圀

「当たり前じゃ、そんなことは誰でも言える事」平五郎


「その後のことはこの光圀が考えまする、安心くだされ」

「うむ、分かった」


「さしあたっては近日中に行われ今後の行方を決める評定でござる」光圀

「うむ、第一の戦効を得た我が軍が有利間違いなし」

「ですがそれはあくまでも地の利を得たからと他武将は反発するでしょう」光圀

「うむ、多分一番反対するは柴田勝家殿でござろうな」


「御意、なにしろ筆頭家老ですから」


「バカを言え常より一番の戦果を得てるは平五郎と光圀じゃ・・と大殿が怒りました」

「駄目だ、いくら大殿が訴えても誰も信じてくれないし光圀が言えば大変な事になる」

「歯がゆい・・と大殿が申してます」


「それとは別に今半蔵が裏工作を行ってまする。平五郎様に与する勢力がもうじき

判明することでしょう。多分大多数を取り込めると思います」光圀


「うむ、戦いは準備段階で趨勢は決まると申すからな此度の評定は正に戦同然」平五郎








第二部スタートです。新たなる脅威出現となりましたが今後も

三位一体となり突き進むことでしょう。相性ばっちりなのが心強い

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