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転生したら戦国時代だった  作者: kou2199
第四章 天下布武へ
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裏切り

伊賀の里が・・・・


「平五郎ここへ!」信長

「はっ」


「いんふらなる事業、成果は上がってるか?」

「は、順調にござる。街道は整備し琵琶湖を基本にした水上路も整えました」

「あらたなる鉄道なるものを作ったそうな」

「は、今は馬に引かせてますが路上に鉄のれーるなるものを敷き効率的に民や

物資を運搬できます」


「うむ、余も検分したが大量に人員や物資を運べる画期的なからくりじゃ」

「いずれはどうりょくなる物を実現させますが今は研究中です」平五郎

「あれ以上に便利になるのか?」

「は、更に早く、更に強力になります」

「それは楽しみじゃ」


「で、以前に注文した軍艦についてはどうじゃ?」

「は、実は対村上水軍用に改造が必要になりまして今しばらく時間がかかりまする」

「そうか、頼むぞ」


「その他の運搬船などはすでに出来上がり運用を開始してまする」

「そうか、余はまだ見てないが光圀の作る船じゃさぞかしすごいのじゃろう」

「は、今までの運搬船の概念をくつがえす豪壮な作りです」

「なんでも諸外国への航路も研究してるとか聞いたが?」

「は、さすがにあらぶる外洋となりますと大幅な改造を必要としますが

必ずや南蛮貿易も織田家が独占して利益を独り占めしてご覧にいれます」

「うむ、天下布武成就の暁には南蛮貿易も重要となろう、先を見据えた取り組み

大義である」信長


「はは、ありがたき幸せ」

「だが、諸外国との取引を成立させるためにはまだまだ富国強兵が必要じゃ

外国との取引では舐められてはならんからな」

「御意、その方面の研究も進めていきます」


「うむ、頼むぞ」


「そして、大殿、もうじき居城が完成致します」

「おおっ実はそれが聞きたくて平五郎を呼んだのじゃ」

「はは、なにぶん古今東西例をみない荘厳かつ雅なつくり故時間がかかりました」平五郎

「うむ、普通の城ならば半年もあれば完成させる平五郎がこれだけ時間を掛けたのだから

さぞかしすごい城なのじゃろうて」


「大殿、それがしは築城奉行ではございませぬ、あくまでも丹羽長秀様主導の下にて」

「ふ、建前ではそうだろうが長秀は単なる神輿、其方がほとんどやってると聞いたぞ」


「恐れ多きことにございます。」

「まあよい、出る杭は打たれるこの世界。家臣一同の為ならばおおいに結構」


「此度は城のみならず新たなる堀の研究開発、城下町の整備など全て一体となった城にて」

「うむうむ、諸大名どもに度肝を抜かさせてくれようぞ」


「は、ご存分に」平五郎


「安土の城は任せるとして・・」

「はっ」


「伊賀が目障りじゃ・・・」

「は、いつ大殿の下知が下るかと待ち構えてました」平五郎


「ふん、どうせまた光圀か」

「は、光圀と我は一心同体、光圀の言は我の言と同じでござる」平五郎

「其方達は血が繋がってないのに実の親子以上の絆じゃな」信長

「は、ここだけの話でござるが・・・実は光圀め隠していたのですが遠縁に当たる様です」


「はあ?そんな大事隠す必要あるのか?」

「大殿、お耳を拝借「」


「うむ、ではちこうよれ」

「は、実は光圀めは私の15代後の末裔だそうで」ボソボソボソ


「な、なんと面妖な」

「大殿にはお話しましたが光圀は未来から神隠しにて今の世にきた者」

「世迷い言と思っていたが本当の話なのか?」


「数々の奇っ怪な南蛮渡来がその証にて」

「う、うむ、・・・」

「光圀めの凄きことは南蛮渡来だけではなくその先進的な物事の考え方

さすが数百年先の教育を受けた者にございます」平五郎


「だが、本人に聞くと謙遜するばかりじゃな」

「は、未来の世界でいろいろあった模様です。一度遙か未来に行ったあと

この世に再び神隠しにあったと申してます」


「なんと、一度ならず二度もか・・信長

「詳しくは存じませんがもしかしたら光圀は我々とは違う人間なのかも知れませぬ」

「さらに光圀が申すには未来に行ったときに出会ったのも同じ二戸性を名乗る

末裔だったどか」


「なんと!」


「ですが性が同じ二戸と言うだけで本当に血のつながりがあるのかは分かりませぬ」

「いや、二戸なる性は余はほとんど聞いたことがない。まず疑いようはないと思うぞ」


「と言う訳で光圀とはなにかと意見が合いまする」平五郎


「分かった」


「で、話を戻しますがなぜ伊賀なのでしょう?」平五郎

「前にも話したがどうも伊賀の主、名は隠してるので誰かは分からんが

織田家の情報を金ずくで流してるふしがある」信長


「確証があるのですね」


「うむ、先日わざと偽の情報を流してみたところどうも本願寺が掴んでいたようじゃ「」


「もしかして、先日の九鬼様大敗北に関わる事ですか?」

「伊賀を擁護する其方には言いづらいのだが・・」


「どうやら九鬼水軍の規模と軍艦の構造すべてを毛利、つまり村上に流しその上で

ほうろく玉、もともとは伊賀忍者の秘伝を改良させて報酬として大金を得ていた

実際は九鬼水軍の規模は過少申告させて油断させる予定だったのだがなぜかそれも

漏洩した上結果的に九鬼軍が全滅してしまったのだ。」


「な、なんと」

「考えて見たらほうろく玉、あれはどう見ても忍術の道具じゃ」

「なるほど、言われてみれば・・」


「敵を油断させようとわざと少なめに情報を流したのに過小申告したことまで

バレていた余の読み違いじゃ許せ」信長


「ゆ、許せん・・・これは成敗せねば」平五郎

「光圀にはどう伝える?」


「伊賀が情報を漏洩していたことは多分存じないと思いますが光圀めは伊賀成敗を

我に具申してました」平五郎


「ぬう、またしても余は光圀の手の平だったのか」信長


「大殿それは違います、光圀はサスケを思うあまりの事にて」

「ほう、いきさつを詳しく申せ」


「かくかくしかじかでござる」平五郎、先日の光圀とのやりとりを信長に報告する

「たわけ、それは下剋上と言ってな大名たるもの最も忌み嫌う事じゃ、余とて

断じて許す訳にはいかぬ」信長


「ですが人間には格というものがございます」平五郎

「余は皆を統率するに価すると申すか?」


「はは、大殿の為なら命を賭する者しかおりませぬ。それが何よりの証」

「つまりサスケは忍軍の主に価するのじゃな」信長

「大殿はサスケについてどうお考えでござるか?」


「うむ、実に大した奴、表だっては其方や光圀の影に隠れてるが一番苦労してるな」

「御意、ですが今のままでは所詮伊賀の里と織田家の板挟みに過ぎませぬ」


「うむ、なにかと気苦労してるは想像出来る」

「そんな命を賭し伊賀と織田の間をとりもってるのに肝心の伊賀はサスケを

裏切ってます」平五郎


「うむ、鉄の掟だとかぬかしておいて主が家臣をないがしろにするは断じて許せん」


「此度の伊賀の裏切り、是非サスケ自身に探らせようかと思います」

「うむ、自らの目で確かめさせれば自ずと答えは出ような」信長


「多分それでもサスケは伊賀に忠義をつくすでしょう」

「なんというか実直すぎるわな」


「どうですか?それでも下剋上でござるか?」

「いや、余の軽率であった。サスケは信用するに価する忍者じゃ」


「だが、其方の話だとサスケは自害しても忠義を尽くすぞ?」


「つまりは伊賀の主がサスケに位を譲ればすむ話にござる」平五郎


「言葉で言うは簡単じゃが実際にそのようなこと出来るのか?」

「はい、出来ます、そこで大殿の出番でござる」


「なに言ってるのか余には分からん」


「我が織田軍必勝法、無手勝流の構えにござる」

「つまり、脅し、脅迫の類か?」


「は、例によって大殿は大軍で陣を張っていただくだけ、それで伊賀は

落ちまする」平五郎


「ばか、相手は大忍軍通常の武装兵力とは訳が違う一騎当千なのだぞ」

「忍者とて人間にござる、人間は道理がなければ動きませぬ」


「だがきゃつらめは「鉄の掟」とかで理不尽だろうがなんだろうが従わせる洗脳教育を

幼き頃から徹底してる。つけいる隙などないぞ」


「里の為といつわり自分だけが肥え太るいまの主を見てもそう思いますでしょうか」

「いや、それでも動かないと余は思うぞ」


「内心では忸怩たる思いの者が洗脳が足かせになってるだけにて」平五郎


「何度も言うがその洗脳とやらをどうやってほどくのじゃ、それが出来なければ

話にもならん」


「南蛮渡来にござる」平五郎


「お、恐ろしき妖術をつかうのか?」信長

「は、詳しくは大殿にも申し上げられませんが必ずやサスケを説得します」


「うむ、血を見ること無く伊賀の里が我が手に落ちるのならこれ以上はなかろう」


「万事お任せ下さい。しばし時間はかかりますが必ず成し遂げます」平五郎


「うむ、それでは伊賀の件は其方達に任せる吉報をまってるぞ」

「ははっ」




         ☆





「と言う事じゃ大殿は大殿で情報をつかんでいた」平五郎

「さすがは我が大殿、先が見えてござる」光圀


「其方の言った通りじゃ。大殿は伊賀を欲してる」

「大殿のお墨付き、これで我も動きやすくなりました」

「あとはサスケの説得だが・・」平五郎


「大殿には大見得を切ったが本当に南蛮渡来で人の心を変えられるのか?」平五郎


「ここだけの話ですが実際は可能にござる」

「だが光圀自身は使いたくなさそうだな」


「は、やはり未来のからくりを今の世に繰り出すはよくなき事にて」

「其方の心配する将来の人類滅亡へ近づいてしまうからか?」


「御意、出来れば通常の方法でサスケを説得したいのです」


「だがな、今サスケにその話したら必ず光圀というか我も寝首欠かれるは必定」

「は、難しい所です、策は練ってますが問題はいつサスケに相談するのが正解なのかです」


突然!


無気配の中サスケが光圀の後ろに現れた・・・あぶない!九内を光圀の喉元にあてて

「殿、お静かに!」


「さ、サスケ~」虚を突かれた光圀これは絶体絶命





こっこれはヤバイ

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