表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
3 ここが相手の国の中?
77/258

片手間の魔法講座

で、これからアンドロメダマ2号、仮称インペリアルガルーダを組み立てる訳だが…

[やる~。][やる~。][やる~。][やられるぞきっと…な?]

…エネルギー入れて無いのに何でコックピットメカが外に遠征して来るのか?

「あ、しょれ1個1個に充電式乾電池(ドライバッテリー)組み込んでるのよ。」

『…無駄にハイクォリティだった…んでパーティー「ドロンボー」の皆さんは何でここに?』

「皇立迷宮研究院に出向でまんねん。」

…タケシト陛下…遊び相手見付けたな?

「オゴウさん、4L3じゃなくて29Lが4台届いたよぅ?」

『サイズ的に似たようなものでパワーデバイス付いてパワー22%強上がるから…元のと比べて110%強の上昇だからね。ただこのままだと羽根もげたりするかも知れないからプロの変態に見せようかと…』

「誰でしょか?」

『コース・ケベ、ノマド・ワイルド、ソアラ・クライス、アシッド・ホワイトの4人です。ボヤッキーさん達も来るんでしょ?』

「あたし達にお呼びかかるかねぇ?」

『かかると思いますよ?』

「先輩、この旦那の予想はほぼ100%的中しますよ。ギャンブル以外は。」

「おお、チームドロンボーの皆さん。護衛任務を頼みたいんじゃが…何でみんな鳩が豆鉄砲食らった様な顔しとるんじゃ?」

{タケシャン、チームじゃなくてパーティー!}

タケシト陛下の肩の上でJUNが訂正してる…おのれは思い切り不敬罪かましとるのう。

「今回はわしとフコとミヤビ、キサラちゃんとレオちゃん、カラミとライン、グラスと皆さんって形ですのう。」

「あら?タケシト上皇様普段は朕って言わないのね?」

「あはは、会見の時とかそう言わないと侍従長に叱られるんじゃよ。兄もそうじゃよ。」

国家機密じゃ無いのかそれ…

「リョクちゃんは留守番でまんねん?」

『言い忘れただけでしょ?俺のユニットと同じで。』

「あそこで恨めしそうな目して睨んでるでまんねん。」

『緑星竜ってバレたら解剖しようとする変態が居るかも知れないからなぁ…』

{ケベ博士か?}

いや第5開発室の連中はンな事せんでしょ。せいぜいアシッドが暴走する位で…

{リョクとレオの二人がターゲットになる。}

共和国には獣人も竜も居ないからな。

「あ!オゴウちゃん、ここのカツミさんって誰?」

『あ、それ俺、小合克己。何で?』

「皇帝陛下の復活教えてもらったのよ。しょれでお礼をね…」

『あの時はまだ復活するかどうか…オーディン様が霊魂守ってたのも知らなくて普通に陛下の遺体に迷宮で復活かけようとしたらオーディン様が成功確率上げるから待てって…んで成功したあとカオー君に連絡したのよ、克己名義で。もしキャティの一味が居れば襲って来ると思って拡散したんだ。誰が敵で誰が味方か判らなかったんでね。気分害したらごめんなさい。』

「なんだ、理由聞けば納得出来るわよ。僕ちゃん達胡散臭いしキャティからの指示も有ったからね。」

『皆さんを完全に信用したのは忍者を探してくれたから、適当な連中なら手元に無くなったらやめるからね。で、スサノオからのお礼、お三方の運動能力は倍に上がってます。怪我したときの修復機能も大分上がってるよ。骨折が数分で治るとか。欠損は無理だけどね。』

「そう言えば腰の痛みが治ってるでまんねん。」

『それと共和国に付いたら皆さんにユニット配ります。そこのJUNみたいな人形ですけど緊急バリア発生装置や通信機としても使えますんで。』

「運動能力倍って…」

『皆さんに怪我させたくないスサノオが48人蘇生の前にやってたんですよ。カオーくんも一緒に。』

「しょれで自爆の時に怪我1つ無かったのね。」

「ところでオゴウちゃん、聞いてたらスサノオ様と別人みたいな…」

『別人ですよ?たまに体使いに来るだけです。ただ記憶は統一されますので例えば悪口言ってると憑依したときスサノオもそれを知る形になります。蘇生で言えばトライサブの馬鹿復活させてたのがスサノオ、記者復活させたのが俺って形です。俺じゃ連射できなくてその辺の魔素頼りなんでスサノオの神通力主体のとは威力も精度も下ですよ。例えばアイスの呪文だと俺は飲み物の氷出す程度ですけどスサノオだと一面を永久氷河(ツンドラ)に出来る程度の威力に変わります。』

「しょんなの使えるだけで反則でしょ…」

『いやいや低威力のは結構みんな使えるんですよ?ボヤッキーさん、ここに紙束をイメージしてください。』

「できました。」

『ではそれに火を付けるイメージで。』

「やってましゅ。」

『この地に住まう精霊達よ、旧き盟約の言葉に従い、我が手に集いて炎を成せ。リピートアフターミー。』

「この地にしゅまうしぇいれい達よ、旧き盟約の言葉に従い、我が手にちゅどいてほにょうをなしぇ。」

『ファイヤー!』

「ファイヤー…おおっ?燃えた!燃えたわよオゴウちゃん!」

「あんた達なにやってんだい?」

「オゴウちゃんの魔法講座でしゅけど?」

「そんなの使えるはず無いでまんねん。」

『ドワルスキーさんのその考え方が魔法を使えなくしてます。ボヤッキーさん、もう一度。』

「紙束を…燃やしゅ…この地にしゅまうしぇいれい達よ、旧き盟約の言葉に従い、我が手に集いてほにょうをなしぇ。ファイヤー。」

ボッ!

おおさっきより大きい!

「「「「えええええ?」」」」

『んじゃ消すよ?この地に住まう精霊達よ、旧き盟約の言葉に従い、我が手に集いて清水を成せ!アクアクリエイト。』

バシャッ!じゅぅ~…

『さぁエンジン積むでぇ~!』

「「「「ちょっと待ったぁ!私達にも教えろ!」」」」

『とは言うもののタケシト陛下に教えたら他人のカツラ燃やす気がする…』

[[やってみろやってみろやってみろ 面白くなるからやってみろ。]]

『…ボヤッキーさん…遠征機能外せませんか?』

「メインルーチンに刻んだから難しいのよね…」

結局一時間かけて全員がファイヤーを習得するのであった…

「リョクちゃん大人しかったわね?」

(あたしのブレス魔法ですから。皆さんがやってるの幼年学級の生徒みたいで微笑まし…)

『悪に染まりし無敵の王よ、我が身に寄り添いて愚かなる竜を…』

(わ~!何撃とうとしてるんですか!)

『ひみつ♪』

「んじゃエンジン積むわよ~!」

クラスター化するのは明日以降だなこりゃ…



{片手間にすんなや!}

過去帝国では魔法が使えた。魔素の減少で使えなくなったのだがまた魔素が復活しつつある現在ロストテクノロジーになる前に復活させようと…

{尚更片手間にすんなや!}

でもレオやミヤビに教えたら悪戯するの目に見えてるだろ?

{そう言えば主人公何撃とうとしてたん?}

禁呪の広範囲殲滅呪文。今回は愚かなる竜の文言が付いてるから放出されるとリョクの身体のみに影響を及ぼすが…主人公スサノオの記憶で知ってるだけで撃てないぞ?魔素が足りないから絶対に発動しない。

{からかっただけか!}

からかうのに弾の入ってない大砲使ったと思えばいいかもな。

{外道か?}

うん。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ