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俺が宇宙の戦闘機?  作者: ケモブキ
3 ここが相手の国の中?
74/258

好事魔多し

5月30日 日間ランキング初ランクイン225位

ありがとうございます

{うわ!こんなのでランキング入ったんか?}

うるせぇわ!

「師匠~魔石取れたよ~。」

「レオくんのナイフは軍用なんだねぇ。」

『リョク、次元収納頼む。』

(あいあ~い、ぽいっと。)

ゴアアアァ!

『うるせぇ!』ごきっ!

「吠えた途端に首折るかのう?」

「お(ひい)様!ナイフの使い方が違います!」

『わしも教えてくれ。』

{おっさんはクマ狩っとれ!}

「オウルベアってこんな簡単に狩れる物でまんねん?」

「ブラックドラゴンの時は近所迷惑だつって殴ってたな。」

「普通オウルベア一匹出ても完全武装の兵士班単位で必要なのよアレ。」

SSS(ブラック)SSS(ブラック)の値打ちが有るんだねぇ…」

「アレはSSSとか戦闘狂と言うかバーサーカーに分類されるのでは?」

「あ~師匠におっちゃんがバーカーサーつってたって言ってやろ。」

「バカはレオの方じゃ!カオー殿は狂戦士(バーサーカー)と言ったんじゃ!」

「いいからあなた達は魔石取るの手伝え!アターシャ様、その個体背中にダイヤがなってますよ?」

{♪ダ~イナモンドを追っかけて~それ行けそれ行けガイコッツ~。}

「口の悪いユニットちゃんは呑気だねぇ。」

{残り一匹、たぶん群れのボス。スーパーダイヤモンドバックの可能性有り。頑張れー!}

(ご主人!助けて?)

『なんで樹に括り付いてるんだお前は?』

(避けたりよけたりしてたらいつのまにか…)

まず頭を尻尾に潜らせて…

(あふん!)

『どうした?』

(触り方がエッチです…ああっ!無言で去らないで!)

「今師匠本気で見捨てようとしてたよな?」

「レオ…我らが無事なのは身分的な物ではない…仲間だと思ってもらってるからじゃ。」

「あなた達はオゴウさんを何だと思ってるんですか?」

「最強のキラーマシンO-号。」

「重力異常地帯で遊ぶパイロットじゃろ。」

「今回一人で来た方が楽なのに私達を連れて来た理由は?」

「このオウルベアの経験値を我らに譲るためじゃろ?」

「何のために?オゴウさん共和国に帰るんですよ?答えは我々のレベル上げて怪我しないように。つまり慈悲なのです。」

「アンドロメダマ号もそうよ?貴族が気に入ったら召し上げられても文句言えないのに高く売り付けようって言われてスペアフレームならあげるって言ってんのに売る形に持ってったのは凄かったわよ。」

「言われてみればあの人本気で怒ってんの見たこと無いですね?」

「キャティの時位かのう…共和国じゃ常に楽しそうじゃったし。」

{…お~いレオ!こりゃ聞いてるか?…聞いてないなあの野郎…}

「師匠、呼んだ?」

{最後の一匹仕留めたから剥ぎ取りに来てくれ。これギルドに持って行けないわ…}


「こ…これは…」

ダイヤモンドバック、永く生きたオウルベアの背中はダイヤモンドが生える場合がある。それがベストの背中の様にびっしり生えて居るのがスーパーダイヤモンドバックと呼ばれるが…

「腹まで生えてるでまんねん…」

『どうしようこれ…』

さしずめダイヤモンドジャケット若しくはダイヤモンドメイルとでも呼べる代物であった…

「魔法反射しただろうこれじゃぁ…」

『側頭部蹴ったら動かなくなったんで…』

とりあえずオウルベア20匹の討伐は終わった…ミヤビとキキョウがユニット通信してたのが気になるが…


ギルド前、ギルマスとマツシトタケシト兄弟が出迎えてくれた。

カラミ辺境伯とライン・グラス両名はギルド内でコーヒー飲んでた…

「よっ!オゴウさん、また何か変なの狩ったんだって?」

『こいつ程変なのは居ませんよ?山で木に絡んで…』

(ご主人!それ以上言うとここに出しますよ?)

「どうせなら解体場で出してくれませんか?」

解体場に移動して出して行く

「胸に大穴空いてるのは買取り値段下がりますな…」

『最初の一匹は猟師襲ってたんで仕方無く…で20匹目がこれです。こいつだけまだ魔石取り出してませんが…』

あ…ギルマスとマツタケ兄弟の口が開いた。

「陛下…私ゃ冗談だと思って居りました…この短時間で狩れるはず無いと…しかも特殊個体とか…」

「時間については表彰式とドボコンレース放送の間にブラックドラゴン退治してたから終わってるとは思っとったが…」

「こりゃ本当に博物館作る事になりそうじゃな…」

ダイヤモンドメイルと胸に大穴は国が買い取るらしい、その他はギルド預かりのオークション行きだそうな…片っ端から首折ったのが良かったんだとか…

なお支払いは魔石20個が2000ダラーではあるもののA級モンスター20匹と巣の破壊で10万ダラーになった。一人1万ダラーで俺のみ22000ダラー但し宴会幹事だそうである…巣の破壊はリョクのブレスだったんだが…

経験値は無事に分配されてた様でリョクとミヤビがレベル20、レオが40、キキョウが36になった。

キキョウさんはSS申請が可能になったがまだ実力が伴わないと辞退、俺も同じように言ってみたらギルマスに呆れた目で見られた…

リョクは中身が緑星竜なので使い魔G級からB級の紫カードになり何故かミヤビ様がレオを貶してたがレオもあんたもD級だからな?しかも他のD級より弱いからな?

ドロンボーとカオーはA級(カッパー)に昇格、ライン子爵が泣きながら書類書いてた(グラスはオウルベア討伐記念宴会で酔い潰れてた…博士の影響か?)。

で…やっぱり居るんだよね馬鹿が…

「そこの娘、伽を命ずる!」

(ご主人、何言ってんですこの馬鹿?)

『ん~放っとけ。あんた本当にこの娘抱けるのか?無理なら首刎ねるぞ?』

「何を言うか下賎なロボットめが!」

『リョク!変身解除!』

たちまち出てくる120メートルの緑星竜…馬鹿は小便漏らしてる。

『リョク、魔素濃度は?』

(40%!ちょい濃いめ!)

『んじゃ約束通り首刎ねますか…』

「待て!俺は男爵だ!」

『それがどうした?』

スパン!

復活(リザレクション)!一遍死んだ気分はどうだ?』

「この無礼者が!」

スパン!

復活(リザレクション)!いつ心が折れるかな?』

(ご主人早く斬りすぎて死んだ実感無いんでは?)

「何を面妖な事を…」

ズブッ!腹刺して止める。

「うぎゃああぁぁ!」

『やかまし!』

スパン!

復活(リザレクション)!』

「ああぁぁ…あれ!」

『何されてたか解ったか?』

「この俺にこんなことしてただで済むと…」

「もちろん済むぞ三下が!」

「誰だ?」

『お前は皇帝の顔も覚えて無いのか?』

宴会の場って馬鹿が寄って来ますよね…

{作者のアバターキャラ満を持して登場。}

違うわボケ、わしゃあんなんかい!

{幽霊でも押し倒してみせらぁ!って豪語してたと思うが?}

今は嫁の顔付いてたら男でも押し倒してやるぜ。

{誰の胸が男並やと?}

理由が真っ直ぐ伝わるって気持ちいいな。

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