ミヤビのメタ能力(スキル)
「はいではミヤビ様の登録とキキョウ様とレオパード様のパーティー“ミーン・マシーン”への加入ですね?」
いやそれ…確かに凄いギミック持ってるメカとか愛車って意味も有るけどさ…
「キキョウ姉ちゃんミーン・マシーンってどういう意味?」
「レオがいじくり倒してるモノです。」
「ライフルか…」
まぁライフルとかマグナムとかデリンジャーとか呼ばれる事も有るけどさ…女の子がミーン・マシーン名乗るのは…
「良いでは有りませんか?オゴウ様が顧問でありリーダーなんですから。」
『しかしフコ様…ちんちんって意味も有るんですよ?』
「まぁ!素晴らしい!その名前にするべきです!」
「フコさん何か面白い事が?」
「ミコお姉様!実は…」
「確定ですねフコさん!素晴らしいチーム名です!」
もしかしたら皇宮ってめっちゃ教育に悪いのでは?
「ではS級パーティー“ミーン・マシーン”誕生です!」
「ジョブが忍者、斥候、聖職者はともかく自転車屋と言うのは…」
『称号“未確認歩行物体”でああふざけてもいいんだと…』
「SSS級冒険者認定はこれで良いのかの?」
「はい陛下、…本当にお帰りなさいませ…」
マツシト陛下本当に人気有ったんだな…
「お~やオゴウの旦那じゃな~いかい?」
「アターシャ姉ちゃんも賞金取りに来たの?」
「あら?坊やも冒険者なのね?」
「オイラD級になったんだよ!」
「ほう…パーティーがS級のミーン・マシーン?聞いたこと無いでまんねん?」
『5分前にできたからね。』
「旦那、もしかして10万ダラー入るとか良いことが有るって言ってたのは…」
『当たったろ?』
「君たちがカツミくんの連絡で祝ってくれた人たちかな?」
「「「「ここここのお方は…」」」」
{マッさん!あっちタケしゃん!}
JUN太、説明せんでいい。ってか一昨日挨拶したでしょ。
「兄上!最後にサインを…おや?宇宙軍仲良しカルテットの皆さん。昨日はお疲れ様じゃったのう。」
「タケシト陛下!はーはーっ、ありがとうございます。」
「今日はオゴウさんのSSS級認定に来たのじゃよ…オゴウさん、カードを。」
はい…まだ暫定B級だな。
「ボヤやんこれ…未確認歩行物体って書いてあるで?」
「しょれよりもジョブ自転車屋の方が不思議だな~。」
「なんだいなぁ~んだい、お前達だってジョブ天才科学者とか力持ちにしてるじゃな~いかい。」
「アターシャ様の美女よりマシだと思うでまんねん!」
みんな好き勝手やってるんだな…。
「ところで陛下、帰路の護衛の栄誉をいただきたいのですが。」
「それは是非ともこちらからお願いしたいですな。」
「辺境伯様…目にアターシャ姉ちゃん達のキャリアーが見たいって書いてある…」
「レオくん、うちのアンドロメダマ号は格好いいぞ~!」
鷹の形した宇宙船じゃあるまいな?
「オゴウさん!カードができましたぞ!」
ホログラムかと思ったら黒かぁ…金の文字でなんかかんか書いてある。レオは青、ミヤビ様は黄色か…あ!キキョウさんS級で金色のカードだ!
『あとドラゴン要る素材有ったら言って貰ってね。』
「オゴウちゃん、腕の骨いいかしら?」
「肉20キロお願いするでまんねん。」
「あたしゃ爪がいいねぇ…」
「血を30cc…」
『カオーくんそれは妹さんに?』
「はい…」
『残念だが最低1リッターからだ。邪魔なら売るなり捨てるなりすればいいから。それと歯と鱗も持ってけ。それと別に全員に歯と鱗1つずつ。皆さんにはスサノオがお世話になったんで。』
「ではもう一度計算し直して…」
『残りの素材販売の売上は町に半分ギルドに半分寄付するんでお願いします。』
「え?莫大な金額になりますよ?」
要る所貰ったんで…
「いやそれにしても…」
『ギルマス!廃棄素材の処理お願いしますね?』
「ドラゴン丸一匹ってあんた…」
『マツシト陛下!皇宮に頭でも飾ります?』
魔皇宮として有名に…
「何かネタ考えとられますな?」
『新名所魔皇宮、逆らう民は呪っちゃうゾ。とか?』
「「「却下!」」」
「で、ホールにドラゴンの生殖器を…」
その辺はドラゴンの博物館でも建ててやってクダサイ。つーかフコ陛下のみ賛成か…
「ドラゴン博物館のう…ほとんど一匹有るから今度予算通してみるかのう…」
「お父様…博物館を中心として家族連れが楽しめる猫子園ドラゴンパーク計画を提案致します。」
キキョウさん…あんたもか…
「あの~陛下?侍従秘書官がメチャクチャ苦労するんですが…」
「今の侍従主席秘書官は君追い出したカスノじゃぞ?」
「これも追放ザマァ系になるのかのう?」
『ミヤビ様!神の目ハッキングしてメタ発言しないように!』
「そんなことができるんですか?」
『普通できないんですよ?』
“妾の可愛い巫女兼分け身じゃぞ?少々の依怙贔屓は当然じゃ。”
『姉上?あまりそんなこと言ってると岩戸に封印されますよ?そこに投げ出されたメインキャラクターの遺体を保護するエンディングに移行しますが良いんですか?』
「この話そんな終わり方するのかや?」
『既に出してしまった分確率は低いです…が最悪の胸糞エンディングも用意してあるそうですよ?基本的にそっちは使いたく無いとか…』
“触らぬ作者に祟り無しじゃ。ミヤビよ、あまりみだりに使うでないぞ?”
「う…わかったのじゃアマテラス様…このユニークスキル世界展望は封印するのじゃ。」
「メタ発言にだけ気を付ければ良いのでは?作者も何かさせようとして授けたんでしょうし。」
“世界展望は優れた予言者用のユニークスキルじゃぞ?以後ミヤビのジョブには予言巫女とか予言皇女とか出るであろうな。”
「でも師匠の目でも未来って当てにくいからいろいろ細工してたぜ?最悪の未来消すのに謝らせたり…」
“神眼をスサノオが?ありゃ落ち着きがないと発動せんぞ?”
この姉貴一遍恥ずかしい格好で顕現させたろか?
「そりゃ3年程後になるのう。」
『うわ!本当に未来視してる?』
“いや…おぬしの考えがまるっと口に出とるのじゃが…恥ずかしい格好ってなんじゃ?”
『神代の人だから裸恥ずかしく無いだろうし…』
“どういう目で見とるのじゃ!”
一時期日本各地に有った国際秘宝館の様な…
“妾が宝とは素直な奴よのう。”
「なぁボヤやん、秘宝館ってエッチな…」
「しー!ワルちゃんしょう言うのは本人の前で言わないの!」
{秘宝館って…}
それ説明するにはミッドナイトノベルズに移動せにゃならんぞ?
{いや知ってるけど…この世界にも有るんか?}
エロの無い世界とかおわってるよな…
{なろうで言うな!}
万が一何かの間違いで印刷物になったら作者の部分はデミウルゴスになります。
{無いから心配せんでええ}
…ちょっと便所で泣いてくる…




