20世紀の少年向け謎解き
ありがとうございます
おかげさまで20話目です
惑星軌道上を20回ほど回ったところで光速以下に落ちました。
{元帥より入電、何してるのあなた達?。}
「打電、伊勢湾台風に煽られました。以上。」
{元帥より入電、ビーコンに沿って降りてきて。}
「打電、了解!」
ああビーコン出てる出てる…微速降下。
{このチェイサーに大気圏を突破する能力は無い、残念だが…}
有るからな?ここからでも宇宙に飛び出せるからな?
あ…JUNが着ぐるみ持って入ってきた…そうか乾いたから見せに来たのか。
「ちゃんと着ておきなさい、これから地上に降りるぞ?」
敬礼して着ぐるみを着るJUN…玩具のAIも悪く無いなこれ。
「みんな~一昨日ぶり~!あれアッシャーちゃん乗り物酔い?」
「改造されたチェイサーが光速突破するとは思いませんでした…」
「オゴウさん、なんかした?」
「重力カタパルトを少々。さすが博士の機体です。」
「カヅコさんとノリコは平然としてるわね?」
{第15艦隊戦闘機隊とやり合った事に比べたら…}
《あれは効きましたねぇ…》
「凄いわオゴウさん!三人ノックアウトなんて!ところで急に軌道上に現れてくるくる回ってたのはその重力カタパルトの所為なの?」
「はい、ヨッカイチックコロニー付近に発生した移動性ブラックホール抜けるのにブラックホールの引力を利用して加速したんですが…加速し過ぎて…」
「オゴウさんの失敗って珍しいわね?」
{いやいや結構やらかしてまっせ?}
「って移動性ブラックホール?ハイアット参謀長!破壊の女神に連絡!第1艦隊は住民の保護を最優先!」
「元帥!第15艦隊も救助に向かってます!」
「あらあら、第15艦隊と協力して保護に臨め!以上。」
あれハイアット参謀長も来てるのか…
{そんでウチら何するん?}
「たぶん天岩戸の初代勇者引き摺り出すんだ、とりあえずカヅちゃん裸踊り!」
{とりあえず断る!}
「嫁の天鈿女命が踊って旦那の天之手力男神が岩戸抉じ開けるんだから踊れ!」
{あれ人妻やったんか?}
「それと神事芸能の神楽の祖神だ。さあ踊れ!」
「オゴウさん…申し訳ないが今回踊る必要は無いかと。」
そう言えばそうですねソアラさんパパ。
「ここが入口よ。」
洞窟になってんのか…しかし洞窟まで勇者せんべいとかジョウノヒロユキまんじゅうの販売小屋が出てるって何なんだここは?
<そなたが真の勇者であれば答えられるであろう…祝福されて溺死した子供の名を。>
「寿限無 寿限無 五劫のすりきれ
海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末
食う寝るところに住むところ
やぶら小路のぶら小路
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのクーリンダイ
クーリンダイのポンポコナーのポンポコピーの
長久命の長助。」
<進むがよい。>
ゴゴゴっと岩戸が開く…あんたら最初の扉で詰まってたんかい!
<草も樹もないジャングルに待っているのは?>
「死を呼ぶ罠!」
<クラフトレバーをグッと引きゃ?>
「胸のエースが風を切る!」
<8823?>
「謎の人!」
<月光仮面のおじさんは?>
「正義の味方よ良い人よ!」
答えては歩き答えては歩き…
「元帥…いつまでこのくだらないクイズ続くんでしょう?それとお前どこまで付いてくるつもりだ?」
………
「あっそう…」
曲がり角にダッシュして拳を打ち込む。
「こんなん居ました。」
{あ!こいつジム・グルー!}
だから誰だよ?
{おっさんのポッド盗んだ帝国のスパイや!エロエロセブンとか言う…}
「女は女夜もバラバラ?」
{それはエロティカセブン!}
「どっちにしろコレ連れて行けないわねぇ…」
「今日は戻りますか…提督の顔色悪いし…」
「主にオゴウさんの所為でしょうな。」
「俺もですが移動性ブラックホールも悪いんです…」
<え~帰るの~?>
「なんだ話せたのか?」
<また来る?お兄さんよく知ってて面白い>
「ん~明日も来るけど、あと扉はいくつ有るんだ?」
<あと3つ、秘密基地作って遊んでたら出られなくなっちゃった>
「マザー!この洞窟にサウンドジャマー!JUN、妨害電波放出!
…あんたは勇者か?」
<うん、そうだよ。>
「迎えに来るにあたっていくつか教えて欲しい、動けるか?」
<移動部品岩で挟まれてるんだ。でも沖縄の守護神呼び出す歌で動けるよ。>
「ベルベラ・リーンのミヤラビの祈りか?」
<詳しいなぁ!そんな人居なかったからね…>
「明日できるだけ早く来るから待ってて欲しい。あと俺も異世界転移者でコンピューターだよ。小合克己、よろしくな。」
<わかった、待ってるね、お仲間さん。>
「さて元帥!ここ明日まで封鎖お願いできますか?」
「オゴウさん…わざとだね?」
「ええ、帝国への寄せ餌です。」
「旗艦残しておいて良かったわ。」
「マザー、サウンドジャマ-解除!JUN、妨害電波停止!さてグルーくん、逃げますか?そうであれば俺は生まれて初めて喜んで人を殺す!俺を破壊するなら機会を待った方がいいですよ?」
「破壊の女神はこの地を死守せよ、陸戦隊は入口を死守!尚この作戦は30時間以内に決着する!」
ついでにグルーは駆けつけた陸戦隊に渡す。即簀巻きにされてたが…
ミリタリーチェイサーに戻ってカヅコにミヤラビの祈りを教える…
{なんか記憶に有る!}
いやあんたの持ち歌だったんだけどな?
翌日朝…少々のスコップやピッケルを持って洞窟に向かう、
陸戦隊の皆さんお疲れ様!
昨日進まなかった先へ…
<亡者の箱まで?>
「にじり登った15人!」
<一杯やろうぜ?>
「よーそろー!」
「しかし昨日からどんどん新しいのが出てくるねぇ…」
「オゴウさんが敵に回らなくて良かったですねぇ。」
「ん?もしかしたらケベの偽物作戦はそれなのでは?計算違いは全く動けない状態で縮退炉を掌握したこと…」
<え?お兄さんそんなことできるの?>
「あれは最後の手段だからねぇ…」
<街を包むMidnight fog?>
「孤独なシルエット動き出せば!」
<それは紛れもなくヤツさ?>
「コブラ Leaving me blue
コブラ Missing you true
コブラ Only few memories after you!」
<そこはそう歌ってたのか?>
「おいおいジョウノくん…」
<え?名乗ったっけ?>
「ジョウノヒロユキくんで間違いないかな?」
<そうだよ小合克己さん。>
「んじゃ出ておいで、カヅちゃん踊れ!」
{咲~きほ~こるは~なは~♪}
「一世風靡かよ!」
<あ!それ使えば良かった!>
「問題を頼む、おそらくここが空いた途端一斉攻撃が来るぞ。」
<大丈夫、ここはバリヤーで守られるしその間に沖縄の守護神を起こす歌を歌ってくれれば。>
「歌はこの巫女が歌う、その方が燃えるだろ?俺は外で迎撃したいんだ…元帥提督参謀長、
どうします?」
「躾の悪いのは婆の出番さね。」
「技官だけに戦わせる訳には行かないよ。」
「私だけ隠れる訳には行きますまい。」
「では勇者よ!最後の問い掛けを!」
{最後まで行かんのか?}
いや最終設問で悩んでる
{前回話題にしたら出たなジムグルー?}
あれもなぁ…付いてくるネズミが欲しいな、ああグルー出してやれと…ちなみに主人公平気ですがグルーの両手はサイボーグ化されてて神経毒打ち込んだり微弱電流流して麻痺させたりもします
{死に設定積み上げまくってどうする?}
あと名人の所為で初代勇者がショタっぽくなった
これがショタジジイと言う奴か?
{全日本貴腐人同盟を敵に回す気か?}
まずその集団は何だ?




