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外遊び  作者: ポチョムキン
2/4

昼花火

こんなのできました。

今日は父ちゃんと河川敷に遊びに来た。父ちゃんが言うには花火は夜だけの遊びじゃないらしい。


ぼくは父ちゃんにいわれてついて来ただけなのであんまりぴんときてない。


「おい、まずはコイツからだ!」

父ちゃんがちっこい筒型の花火を5つ並べて火をつけた。


シュボボボボボ~!!


明るくないけどなんか飛んでった!


ん?



なんか開いてゆらゆら落ちてきた。


花火の元を見るとパラシュートって書いてある。


パラシュート?

あぁ、パラシュートって言えばパラシュートか。


結構風で流されてる。 ぼくは走って追いかけた。

落ちた所まで行って拾ってみるとトイレットペーパーの芯に円いペラペラの紙が糸で付けてある。


拾って父ちゃんの所に持って行くと

「どうだ、すごいだろ!父ちゃん子供の頃コイツが大好きでな、お前にも見せた買ったんだ。」


「うん!すごいね。」

ぶっちゃけかなりしょぼかったけど良く出来てると思ったので父ちゃんに同意しといた。「次はコイツだ!」 父ちゃんが取り出したのは小さくて黒い塊だった。

「コイツはそんなに危なくないからな!」そう言いながら父ちゃんはその小さな塊に火をつけた。



シュワワワワ~


さっきよりも静かだ。


!?


なんかウニョウニョ延びてる!!


「父ちゃん、これ何?」

「コイツか?コイツはヘビ玉だ。」 「ヘビ玉!」 さっきのパラシュートよりもスゲー。 「父ちゃん!コイツオモシレ~。」


「そうだろう。」 父ちゃんもスゲー嬉しそうだ。


「じゃあ次はこいつだ」

あっそれ知ってる。

「ロケット花火だ!」

「おっ知ってたか、じゃあ火を付けるぞ」



「父ちゃん?パラシュートの台座とかにセットしてから火を付けるんじゃないの?」 タケシ君家で見た時はオジサンがペットボトルを地面に埋めてそこにロケット花火をセットしてた。


父ちゃんは手に持ったまま火をつけてる!

シュボボ……


あっ投げた!

…ヒュ~~


なんかスゲームチャクチャな飛び方してる!!


パ~ン!

破裂した!

「父ちゃん、それ危なくないの?」

「これは大人の遊び方だからお前にはまだ早かったかもな。」

そっか、大人はそうやって遊ぶのか。



「最後はコイツだ」

なんかちっこいダイナマイトみたいな花火を父ちゃんが取り出した。

「父ちゃん、それは?」「コイツは爆竹だ。これが一番ハデかもな。」

そう言いながら火を付けた。



ジジジ…

パンっパパパパパパパーン


ウワッ


すっげーウルサイ!!

近くを歩いてた散歩中の犬がまとめて吠えだした!


あぁっ 散歩中の赤ちゃんもスゲー泣き出した!

ベビーカー押してたおばさんがすげー怖い顔でにらんでる。

あっ父ちゃんがおばさんの所に走って行ってスゲー謝ってる。



戻ってきた!


「…爆竹はやめような…。」「…うん…」


父ちゃんがすげーへこんでる。



「父ちゃん、昼でもうるさいのは駄目だね」


「…そうだな」


ぼくはひとつ賢くなった。


「母ちゃん達には内緒だぞ」

父ちゃんがそう行ってアイス買ってくれた。



おいしかった。

良い子は余りまねしちゅう行けません。

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