フレクス解放
そして、その時には30機もの機動歩兵がノーザンの残存艦隊に襲い掛かっていた。
そして、その後ろには大小100機の宇宙船プラス機動歩兵が続いていた。
すさまじい対空砲火を受けて一機又1機と爆発していくが、
潜り抜けた軌道歩兵が至近距離からレーザービームを叩き込む。
「よし、大出力レーザー照射」
アンビーブから引っ張ってきた、大出力エネルギー砲をまとめたものから右舷にレーザーが照射された。
空母を中心とした5隻が即座に爆発して、宇宙の藻屑と化した。そして、周りにいた10隻も航行不能に陥る。
「よし、ノーザン軍に降伏を勧告しろ。」
ローヤルはほとんど艦艇がいなくなると命じた。
そして、自身の機は一気に大気圏内に向かわせた。
後ろにスタッド以下20機が続く。
途中で上がってきたノーザンの機動歩兵を叩き潰すと、一気に宇宙港を目指す。
宇宙港では機動歩兵が出てきて、パルチザンは苦戦していた。
「ひるむな、撃て」
指揮官の指揮の下対機動歩兵ミサイルを発射するが、機動歩兵はビクともしない。
代わりにレーザーの集中砲火で2、3人が殺される。
「まずいな。」
機動歩兵が出てきてから、形勢は逆転して、パルチザンの方は劣勢に追いやられていた。
そこに宇宙から青い、流星が落ちてきた。
青い流星からビームが3射走る。
圧倒的な力を誇ったノーザンの機動歩兵モレルアツは次の瞬間には爆発していた。
その爆発の後、宇宙港の滑走路の一角に青のイレブンは降り立った。
空港の滑走路にすくっと立ち上がる。
ローヤルはマイクに向かって叫んだ。全フレクスに。そして、WWNを通して、その声は全銀河に響き渡った。
「全ての仰圧に苦しんでいた、フレクスの皆。今、我々傭兵部隊は帰って来た。」
大歓声が街中から沸き起こった。
長かった解放作戦が終了した瞬間だった。




