襲撃と3人編
次回、正真正銘の最後です。その結末は実際に見てお確かめください。
そして、結奏が「3人」と呼ぶ3人組とは?只者ではないことは明らか・・・。
検察局4階 時空保護装置前
:コイラ「アイツらぁぁぁぁ・・・。・・・!今がチャンスじゃん!」
バリィィィィィィィィィィィィィィィン
:孤晴「え?」そう、私は完全にコイツの存在を忘れていた。まだ地上から
攻めてくるぶんには対応できるよ?だが上空には観音転率いるヘリが居る・・・。
幸い、屋上と内部に繋がる階段は1つしかないが、それでもこれはきつい。
取り敢えず非常階段は爆破しておく。 ピッ ドゴォォォォン
:結奏「ん~ピンチだねぇ~。どうするのかなぁ?こっちゃんは?」
:孤晴「・・・いや~ちょっとなぁ・・・。」悩みまくる。でも、そう簡単に
悩ませてくれないのが観音転である。しかもケッコーやな感じで襲いかかる。
:観音転「ミニガンを出そう。」俺は謎のバリアが消えたのを境目に、
武器であるミニガンの使用を即座に決断した。
:操縦士「えちょ、本気で言ってますかそれ!?実弾でっせ?!」
:観音転「つべこべ言わずさっさと出せ~い!」
:操縦士「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」ガチャ
そして俺は拡声器のトランシーバーをとった。
:観音転「警告警告!市民を半径500m以内から避難させろ!」
その声を聞いてあたしは何事かと思った。検察局になにかあったのは
ニュースでみたが、避難勧告まではでなかったのに・・・?取り敢えず避難。
:観音転「よぉし、しばらく経ったら撃つぞ。」
:操縦士「本当に撃つんですか?局長に当たったら大変でっせ。」
;観音転「分かってないなぁ。局長は8階に閉じ込められているんだぞ?ならそこ以外を
攻撃してしまえばいいじゃないか。」ふっ、俺の考えは常に最高潮だ。
:操縦士「しかし、艦艇警察署の遙申さんや、PKKの結奏さんに当たったらどうするんですか。」
:観音転「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当ててしまえ。署長さんに関しては、
入ってから2日以上経ってもでてこないし、主任のやつはすぐ簡単にあんなやつ捕まえれるはずだ。」
:操縦士「・・・じゃあ観音転さん撃ってくださいよ。」
;観音転「あぁいいだろう。俺のエイムを見せてやるよ。」あ、観音転さんヤバい人だ
ポチッ ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
:結奏「?!ミニガンの音じゃん?!まさかアイツ・・・。」
:孤晴「自分で蒔いた種は自分で刈り取るよ。屋上に行くよ。」
:遙申「姉さん!それはダーメ!行ったら間違いなく殺されるよ!?」
:結奏「そうだよ。行ったところで容赦なくこっちゃんの身体に弾丸が埋め込まれるよ。」
:孤晴「そもそもここに来たときには死を覚悟しているからね。別にどーでもいいよ。」
というと、姉さんは部屋を去った。と、結奏姉さんは何かに気付く。
:結奏「これって・・・電波妨害機器?こっちゃん置いたまま行ったんだ。」じゃあわたしが
預かっておこう。・・・ってか電源落とせば、外部と連絡できるんじゃ?さすがにダメかな・・・。
気分転換に外に行こう・・・と思ったが、ここの部屋のロックナンバー知らないや。適当に
数字を当てはめてみようかな・・・?例えば1999とか。・・・・・・違うようだ。
じゃあ、5×20?いや記号ボタンは無いな。じゃあ、こっちゃんの誕生日の0714?
・・・・・・開いちゃったよ。ん~なんとも簡単なロックなんだろうか。取り敢えず出ても安心だ。
:結奏「・・・上のヘリ・・・、ずっとおられても困るなぁ・・・。」そこで魔が差した。
ピリリリリ・・・ピリリピッ
:??『はい。』
:結奏「わたしです。検察局上空に居る観音転のヘリを追っ払ってもらえますか。3人の力で。」
:??『御意。』
:結奏「あとこっちゃんにバレないように、電波妨害機器の携帯部をオンにするから。」
:??『承知致しました。』 ツーツーツー
よし、しばらくしたら3人の力で追っ払ってくれるだろう。
:結奏「只今。」
:遙申「結奏姉さん何処行ってたんですか?」どうやら監視カメラで見ていたわけじゃなさそう
:結奏「気分転換かな。さすがに同じ部屋にずっといるからさ。でもあまり変わらなかった。」
:孤晴「ただいまー。屋上に行くのは明日でええやー。」
:遙申「ってか行かないでください。」
:孤晴「なに言われようが行くけどね!」
明日で3月4日・・・。こっちゃんの余命期限日だ。少しでも長生きさせなきゃいけない。
それは昔からの固い決意だ。たぶんこの後・・・、3人がヘリを追っ払ってくれるだろう。
次回最終回のため、たぶんいつもより、文字数が多くなります。




