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27-1.分けチーム

 江沥話は半分だけ。そして、森健が6歳の時にこっそり基地村を飛び出して遊んだことを思い出した。ある探査チームが外の湖で意識不明の森健を拾って持ち帰った。それも唯一森健が村人の視線を離れたことだ。


「どうやって知った。基地村のこと。」

「子供一人、身なりがきちんとしている。自分の考えと意識がある。大人や組織の配慮がないと思える?」

「だからどういう意味。今は遊びたくないから基地村を放棄するつもり?」

「勿論。違う。ただ、この村には、日本人ではない人が多すぎる。」


 一雅治の目は独旦と江沥の顔を一周廻った。江沥は先ほど見た計画を思い出した。世界統一、日本人種だけ残す。


「なぜ今日選んだ。なぜ目的を教えてくれる。」


 江沥は手の中のパソコンを握り締めた。問題が多すぎる。彼は重要なことを先に質問しかできない。


「昨日、見つけた。君たち最初分けた移動した居民の基地を。」

「基地村から出たすべてのチームを見つけた?!」


 北澤は基地村で生まれ、彼女は木子さんたち3人より基地村の歴史をずっとよく知っている。基地村が最初に分けたチームは千年前のこと。とっくに連絡が取れておらず、どこにいるのかさっぱり分からない。一雅治が見つけられるとはどういう意味か。それは必ず移動したすべてのチームが見つけたのこと。


TBC

挿絵(By みてみん)

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