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16-1.滑車
彼はこの洞窟は高くない、健さんのような身長の人はまっすぐに立つことができなことを気づいた。そして、開口部も狭く、1人しか通れない。洞窟の天井に釘が1つある。その釘はケーブルをリンクしている。
この時、独旦は一つ滑車を木子に渡した。木子受け取った瞬間、独旦の意思を理解した。
「まさかこれを使って、向こうに行くでは…」
「そう。」
独旦はカバンを付け、滑車をロープに置いた。そして、麻縄で腰を縛って、麻縄の両端を滑車の両側の取っ手にそれぞれ縛った。
「両手で滑車をつかんで、体をできるだけ縮む。体は揺れなく、目も閉じるな。」
独旦は喋るながら足を縮めた。その動きは両手を挙げて椅子に座るような動作だ。独旦の足が地面から離れると、滑車は一気に独旦を洞窟から送り出した。
「安心しろ、今日は風がない。もし今日風が強かったら、いけないから。」
江沥は笑って木子に言ったあと、背中にカバンをつけ、2番目に洞窟を飛び出した。健さんは元々黄泉と由奈を先に行かせ、木に心の準備をすると考えた。しかし、江沥が出たあと、木は黙って滑車をロープに置いた。健さんは木の滑車を2回再検査し、片側に下がった。そして、笑って親指を立った。
TBC




