♥ 創造主の館 11 / 客室 4 / 暴かれた真実 3
エミルリアン
「 礎…?? 」
セロフィート
「 大量発生した魔獣から領地を守る為には犠牲が出るのは致し方ない事です。
領主夫人には領地を守る為に自ら人身御供となる道を選び、名誉の死を遂げた事にします 」
エミルリアン
「 何を……言ってるの??
貴方は奥様に何をしたの?! 」
セロフィート
「 会わせてあげます。
既に人の姿はしてませんし、話も出来なくなってますけど 」
エミルリアン
「 な゛っ…?! 」
セロフィート
「 ゼルさん殺害の指示を出した首謀者が領主夫人である事は早い段階で知ってました。
仕込みも十分しましたし、そろそろ完成した頃でしょう 」
エミルリアン
「 完成…?? 」
セロフィート
「 確り大地に根を張り終えてる頃でしょう 。
領地に魔獣の嫌う匂いを出す雑草を生える様にしました。
ディリアスヘアさん──御神樹を切り倒さない限り、雑草を刈り取っても生え続けます 」
エミルリアン
「 …………御神樹…… 」
セロフィート
「 では行きましょう 」
エミルリアン
「 ……行くって何処へ…… 」
セロフィート
「 ディリアスヘアさんへ会わせると言いました 」
セロフィートはニコリ…と微笑むと古代魔法を発動させた。
客室に魔法陣が出現する。
セロフィートとエミルリアンは魔法陣の中に居た。
魔法陣が光り始めると客室からセロフィートとエミルリアンの姿は消えた。




