♥ 領主邸 11 / 療養室 2 / 首謀者候補捜し 4 / 事情聴取 4
良く良く考えたら “ 序でに事情聴取 ” ってのも失礼極まりないよな…。
療養室から出られなくて、1人じゃ出歩く事も出来ない病人の領主夫人に対して「 首謀者候補に上がってるから事情聴取をさせてください 」なんて言われたら……、戸惑うし、困っちゃうよな。
腹が立っても相手は、王子だから怒る訳にもいかないだろうし……。
流石のオレだって、領主夫人みたいな反応するよ!!
マオ
「 えぇと…指示なら病人でも出せるから──って事なんだけど…。
別にディリアスヘアさんが指示を出してる黒幕だとか思ってないから、安心してほしいんだ。
──だよな、セロ! 」
セロフィート
「 何故、ワタシに振ります? 」
マオ
「 コラッ!
ちゃんとフォローしろよ!! 」
セロフィート
「 はいはい。
ディリアスヘアさん、此はあくまでも “ ごっこ ” です。
軽い気持ちで付き合ってあげてください 」
マオ
「 何で上から目線なんだよ! 」
ディリアスヘア
「 ふふふ…。
分かりましたわ。
“ ごっこ ” と聞いて安心しました。
事情聴取に協力させていただきますわ 」
マオ
「 いいの?
有り難う、ディリアスヘアさん。
療養中なのに疲れる事させて御免ね 」
ディリアスヘア
「 いいのですよ。
マオさん。
1人で読書に耽ったり、編み物に耽るのも好きだけど、お喋りも楽しみたいもの 」
マオ
「 ディリアスヘアさん…。
折角のお喋りが事情聴取なんかで本当に御免ね… 」
ディリアスヘア
「 いいのよ、マオさん。
心配してくれて有り難う(////)
吟遊詩人探偵さん、どうぞ私の事情聴取をしてください 」
ゼリンネル
「 御協力感謝します。
領主夫人、先ずは領主夫人のアリバイから教えていただきます 」
ゼルは領主夫人に聞き込み…じゃなくて、事情聴取を始めた。
アリバイって……なぁ?
刑事じゃないんだから…。
1人で療養室の中に居るんだからアリバイを聞いたって証人が居ないじゃないかよ……。
色々とツッコミたい所はあるけど、ゼルも一生懸命やってるし、今は黙っておこう……。
其にしたってセロは好い加減だよな!
ゼルを焚き付けといて、我関せずで知らん顔するなんてさ!
事情聴取をしているゼルの邪魔にならない様に、オレはセロの隣で大人しくしている事にした。
セロは領主夫人に事情聴取しているゼルを黙って見守っている。
オレはセロが余計な事をしでかさないか心配で仕方無い。
ゼリンネル
「 ──有り難う御座いました。
以上で事情聴取を終わります 」
ディリアスヘア
「 お役に立てれたのかしら… 」
ゼリンネル
「 勿論です。
此からの調査の参考になります! 」
セロフィート
「 済んだ様ですね。
長居をしてはディリアスヘアさんの身体に障ります。
マオ,ゼルさん、おいとましましょう 」
ゼリンネル
「 分かりました 」
マオ
「 うん… 」
セロフィート
「 ディリアスヘアさん、ゼルさんに付き合ってくれて有り難う御座いました。
此は無理を聞いてくれたディリアスヘアさんへのサービスです 」
ディリアスヘア
「 まあっ!
優しい香りがしますわね。
紅茶ですか? 」
セロフィート
「 ディリアスヘアさんの体調に合わせて特別に調合しました。
薬草と紅茶を7:3の割合でブレンドした身体に優しいハーブティー
マオ
「 サービスって事
セロフィート
「 此
マオ
「 え゛っ……23.000Rr
高
セロフィート
「 特
此
マオ
「 マジかよ…… 」




