♥ 領主邸 7 / 食堂 6 / 毒三昧 6
マオ
「 …………そうかも知れないけど… 」
セロフィート
「 『 疑わしきは罰せよ 』とも言います 」
マオ
「 罰したら駄目だろ!!
病人にも容赦ないなぁ、セロは! 」
セロフィート
「 探偵とはそう言うものです。
常に相手を疑うのが探偵ですよ 」
マオ
「 其は刑事だろ… 」
ゼリンネル
「 事件を解決に導く為には、1人ではマトモに動けない病人すらも疑わなければいけないんですね!
流石ですっ、セロッタさん!! 」
セロフィート
「 そうです。
指示ならば、病人でも出来ます。
常識に囚われず、小さな可能性を見逃さず、潰さない事です 」
ゼリンネル
「 成る程!!
為になりますっ!! 」
マオ
「 最もらしい事を言ってる様に聞こえるけど……、何かが絶対に間違ってる気がする!! 」
セロフィート
「 マオ…君は未々ですね 」
マオ
「 探偵なんてした事ないセロに言われたくないよ! 」
セロフィート
「 ──では、ゼルさん、此の6名に事情聴取しに行きましょう 」
ゼリンネル
「 事情聴取ですか? 」
マオ
「 セロ……事情聴取って刑事がする事じゃないのか? 」
セロフィート
「 刑事が居ない場合、探偵が事情聴取をするものです。
今回はゼルさんにしてもらいます 」
マオ
「 ……本当なのかよ… 」
セロフィート
「 時間が惜しいです。
行きましょう 」
ゼリンネル
「 はい、セロッタさん! 」
マオ
「 …………違う気がするんだけどなぁ… 」
ゼルで遊んでる様にしか思えないセロと、セロの言う事を微塵も疑わず素直に信じているゼルと、セロの言う事を信じられないオレは、【 ゼリンネル王子毒殺事件( 仮 ) 】の首謀者候補の6名へ事情聴取をする為に食堂を出た。




