♥ 領主邸 1 / 部屋 / 戻って来たよ!
──*──*──*── 部屋
≪ ダンジョン ≫から戻って来て、11時間程が経っていた。
≪ ダンジョン ≫へ入ったのが昨夜の19時50分頃だったと思う。
≪ ダンジョン ≫から部屋に戻って来たのは、日付が変わった7時頃だ。
11時間10分だから、約11ヵ月と5日程≪ ダンジョン ≫に居た事になる。
長かった。
こんなに長く≪ ダンジョン ≫に居た事なんてなかったかも知れない。
後50分程≪ ダンジョン ≫に居たら1年だぞ。
領主邸で朝食を食べない訳にはいかないから態々戻って来た訳だけど……。
マオ
「 …………なぁ、セロ……。
物凄く黒々とした雨雲が空を覆ってるんだけど…… 」
ゼリンネル
「 あっ、本当だね。
雨も結構強いね 」
オレが窓の外を見ていると右隣にゼルが来て、窓から見える空を眺めている。
ゼリンネル
「 師匠、昨夜より酷くなってませんか? 」
セロフィート
「 ゼルさん、領主邸では呉々も『 師匠 』と呼ばない様に気を付けてください 」
ゼリンネル
「 は、はい!
すみません(////)
心掛けます、セロッタさん 」
セロフィート
「 宜しい。
食堂へ行きましょう。
朝食を終えたら、昼食の時間迄≪ ダンジョン ≫へ戻り続きをします。
良いです? 」
ゼリンネル
「 はい! 」
マオ
「 オレは此方に残ってるよ… 」
ゼリンネル
「 えぇっ、何でだい、マオ!?
一緒に戻ろうよ! 」
マオ
「 あのなぁ……。
毎日、闘技場で怪物と決闘する身にもなってみろよ!
次は10対1だぞ!
オレは飽きたの!! 」
セロフィート
「 折角マオの為に用意したのに…。
怪物が嫌なら魔物にします? 」
マオ
「 止めい!
兎に角オレは≪ ダンジョン ≫に入らないからな! 」
セロフィート
「 はいはい。
好きにしてください 」
あれ……やけに素直に引き下がってくれたな。
珍しい??
何はともあれ、セロ,ゼル,オレは食堂へ行く為に部屋を出る事にした。




