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序(我慢して読んでくれたら嬉しい)



背が低くて、何が悪いんだ!




俺は割と性格が明るい方で、友達もたくさんいる。


顔だってそこまで不細工じゃ無いと自分では思っている。


けど…


やっぱりフラレた原因は背が低いって事かなw



理由は言ってくれないから、ハッキリわかんないけど

きっとそうだと思うよ。




「マコトくんにはやっぱり友達でいて欲しいの…ごめんね。」



その時のオレは良い人ぶって


「だよね!俺たちやっぱり友達で居るのが一番良いよね!


オレもイマイチ告ってなんか違うな〜って思ったわw」


なんて口早に言ったけど、


目の前の視界がぐにゃぐにゃ揺れて、恥ずかしくて恥ずかしくて

心拍数が告る時より上がってるのが分かった。



オレだって付き合えるって確信なきゃ告白なんてしないし、

オレの感触では結構良い感じだと思ってた。


彼女は明るくて話も合う、同じ放送委員で好きな音楽の趣味も

お笑いの趣味も合う、相性バッチリだった。


だと思ってた…



委員会で2人きりの時


「マコトくん好きな人いるの?」

って聞かれて


「いるよ…。」


って言った時の彼女の顔が忘れられない。




動揺した?ように見えた。




でもさ、アレって動揺じゃなくて


警戒だったかもって今なら思うよ。



やっぱ女なんて男の見てくれしか見てないよ。


本質で勝負しないとさ、オレなんて他の大多数に勝てるわけないじゃん。


どんなに頑張っても、


どんなに良い人ぶっても、


どんなに笑わせても…


どんなにカッコつけても…





「チビ」ってカテゴリーから

そう簡単に抜け出る事出来ねえな…

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