表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
貧民出身の俺、王立剣術院で半年間ただ素振りしてただけなのに“完成された剣”だと見抜かれて最強への道が始まった〜姉妹を取り戻すために成り上がる〜  作者: シラセユウ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
64/115

北部の少年

お読みいただきありがとうございます!


少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

「……アルヴェリア聖潮国」



その声だけが。


妙に重く響いた。



ケッヒル大佐は、しばらく資料を見たままだった。



やがて。


低い声で呟く。



「本来なら、とうに歴史から消えている国だ」



レオンが、腕を組んだまま低く聞く。


「だが、白甲冑は存在した」



ケッヒル大佐が、短く答える。


「そうだ」



クレイスは、静かに資料を整理している。


銀のレンズが、淡く光った。



「確認する必要があります」


「エイゼンシュタイン」


「北部の出身地は」



「ノルデン外縁です」


「第五採掘区の近く」



クレイスの手が止まる。



レオンの目も、わずかに細くなった。



……なんだよ。



今度はなんだ。



「その辺、なんかあるんですか」



クレイスが、静かに資料をめくる。



「旧王国末期」


「王都陥落直前、一部王族が北方へ逃れた記録があります」



やめろやめろやめろ。



嫌な繋がり方すんな。



グリードが、小さく呟く。


「……マジかよ」



アルスまで、珍しく黙っていた。



その時だった。



コンコン。



扉が叩かれる。



本軍兵士が、一枚の書簡を持って入ってきた。



「ケッヒル大佐」


「北部方面の追加報告です」



ケッヒル大佐が、封を切る。



その瞬間。



表情が、わずかに変わった。



初めてだった。


この人の顔が動いたの。



クレイスが静かに聞く。


「何がありました」



数秒後。


ケッヒル大佐が、低く呟く。



「……ノルデン外縁第五採掘区」



レオンの目が細くなる。



ケッヒル大佐は、手元の書簡から目を離さない。


「十数年前の大火で、壊滅している」



……は?



思わず、言葉が漏れた。



「いや、待ってください」


「俺、そこに住んでましたけど……」

ここまで読んでいただきありがとうございます!


少しでも面白いと思っていただけたら、


・ブックマーク

・評価(☆☆☆☆☆)

・感想


などいただけるととても励みになります!


今後も更新していくので、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ