転職するなら、大教会。
更新が遅くなって申し訳ないです!
下山し、私達は転職するためにとある場所へ向かう。
行き先は、転職やクラスアップのために多くのプレイヤーが行くであろう『大教会』だ。
このゲーム、面倒なことに転職や上位職になれる場所が指定されてるんだよね……
そうして街の中心から歩くこと約五分。到着いたしました。
眼前に広がるのは、大きな女神像。
高く掲げた右腕には水瓶、深くおろした左手には短剣が握られており、神々しくもどこか恐ろしいような雰囲気を醸し出している。
「綺麗だわ!」
「そうだね、神々しいよ」
ポツリと像の美麗さに触発された、エルゼが声を漏らす。
それに釣られてか、私も感嘆の言葉を吐く。
クソ!私以外は美しいと認めたくないのに!
:コメント:
:いつ見てもきれいだよね、女神像
:右手の水瓶は運命を表してて、ナイフは決意を表してるらしいよ。
:ふぇー
:検証ニキネキありがと
:いや、シスターに聞いたら教えてくれるぞ。
:陰キャを舐めるなよ
:↑草
コメントとの掛け合いもしつつ、私は大教会の中へと歩を進める。
外観だけでも美しかった建物の内部は、更に美しさを増して輝いていた。
床には大理石が敷き詰めてあり、窓にはステンドグラス。教会の中を忙しなく動くシスターでさえ立ち振舞に気品を感じる。
まるで都会の高級レストランのような、全てが一流の空間だった。
「なるほどなるほど。うん!帰ろう!」
「!?ちょちょ待って!なんですぐ帰るの!?」
「私はこういう雰囲気苦手なんだよ!全部一流みたいな!」
「待ちなさいってば!速く行くわよ!」
STRはエルゼのほうが高いので、私は教会の奥に引きずられていく。
ちくせう、STRをもっと高くしなきゃ。
:コメント:
:ミストちゃんの気持ちもわかるぞ。疎外感というか…なんかあるよな。
:わかる
:ちょっと居心地が悪い。
:役所の五倍かしこまってるから。
コメント欄でも共感の声が多く上がっていた。やっぱり皆も感じてたみたい。
「もう!いいから行くわよ!」
「わ、わかったから…腕がちぎれるから離して!?」
引きちぎられかけた腕を慰めつつ、私は更に奥に向かう。
長い通路を抜けた先には、1つの噴水が鎮座していた。
水瓶から水が溢れ、落ちた水しぶきは周囲に散らないように魔導が仕込まれている。
私達は吸い寄せられるように水瓶に触れる。
その瞬間、私達の目の前にシステムウィンドウが開く。
内容を見るに、ここで転職を行うようだ。
私が就ける転職先はコレ
△△△△△△△
職業『剣豪』
使用可能武器 『剣』『盾』
説明 果てしなき剣の道。その中腹に降り立った者が取得できる職業。
持久力と応用力に富んでいる
△△△△△△△
純粋に剣特化になるルートだね!とりあえずは除外かな。
△△△△△△△
職業『上位魔導師』
使用可能武器 『杖』、『短剣』、『小盾』
説明 終わりのない智慧の道。その中腹に降り立った者が取得できる職業。
広範囲を殲滅することを得意とし、数多の魔導を操るという。
△△△△△△△
こっちが魔導特化になるみたいだね。耐久力が下がるのは勘弁。
△△△△△△△
職業『深淵騎士』
使用可能武器 『剣』、『盾』、『槍』、『鎌』、『斧』、『弓』、『杖』
説明 暗く昏き深淵を渡るモノがたどり着く職業。深淵を手繰り寄せ、己が力とする。
元来、深淵は生命とともにあった。
△△△△△△△
はい、決定!かっこいいし、強そう!
爆速でメインを決定し、サブは相性が良さそうな『神官』にした。
このままスキル構成も変えたいが、ピーク帯になってきたので、私達は宿に戻った。
スキル構成、楽しみだなぁ!
キリ悪いです。




