バーチャルRPG「ラスタナル戦記」システムの設定
※感覚機能
視覚、触覚、聴覚、嗅覚、苦痛全てが現実と同じ状態である。
戦闘中だけでなく、日常的な行動でも切り傷、すり傷など現実世界と同じように適用されるので注意が必要。
いかなる傷も、回復魔法「ヒール」や各種アイテムで全快できる。
ただし、苦痛に「耐えられない」と思った時点で強制的にログアウト状態になる。
※苦痛が制約された状態では、痛みに鈍化し、新たな精神疾患を引き起こす可能性が高いとの医療的観点から、「身体の感覚は現実世界と同等に」と「ラスタナル戦記」を製作した会社、「アースソリューション」で方針が固められた。
※(バーチャルと現実を混同して、現実世界で危機的状態に陥っても防御行動を取らなくなる可能性がある。と同時に、他者へ与える痛みに鈍化してしまい暴力的行動を厭わなくなる可能性も指摘され、身体の感覚は通常世界と同等のものとすべしとの案が同社で採用された)
「痛みに耐えられずログアウト状態になった場合」相手がモンスターやイベントバトルであれば、セーブ地点まで戻れるが、相手がプレイヤーだった場合はこのルールは適用されない。
※PK戦について
街の中では戦闘不可。街の外であればどこででも戦闘可能。
「プレイヤー相手に攻撃をしかけた場合」
負ければ、全てのアイテムと装備品、経験値、セーブデータを失う。
パーティーの誰かが戦いを仕掛けても、自分がログインしていない状態でも仲間が戦闘をしかければ適用されるので、仲間選びは慎重に。
「プレイヤーに攻撃をされた場合」
この場合はセーブ地点まで戻される。アイテム等のロストはない。
※精神系統魔法
「魅了」「混乱」「幻惑」「睡眠」等
精神系魔法は戦闘中のみ有効。
効果時間はおおよそ10分程度。
特殊な職業には、戦闘中永続的に続く精神的な混乱状態もある。
※ペナルティ
現実世界の地名を上げ、出会い目的の会話をした場合、
プレイヤーのアイテムを盗むなど、現実世界の法律に反する行為をした場合、
例外なく強制ログアウト措置になる。
悪質な場合は強制退会措置になり、二度とゲームにログインすることはできない。
これらの情報、及び基本的な操作説明は無いまま、六人はゲームの世界へとログインしていた。
感想で頂いた矛盾点を元に製作させていただきました!突っ込みありがとうございます!また何かあればご指摘いただけると嬉しいです。
苦痛に云々の説明を追加させていただきました!
誰か苦痛を合法化する知恵をくださいゲーム世界の設定を作るにあたり、参考にさせたいただいたのがハンターハンターとレベルEのゲーム編でしたのでついつい苦痛設定はこんなことにしてしまいました。次回、バーチャルゲームを書くことがあれば、小説家になろうの作品とご紹介いただいた商業作品を熟読してから再戦させていただきます!