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苦戦




岩山の上


俺とミユと白はそれぞれ先頭体制に入る


「行くぞ!」






グラギャァァァァァ!


「白炎陣!」


魔物の周りを白い炎が覆う


「ミユ!白!」

「よっしゃ!」「行くのじゃ!」

「ミユは左!白は右!俺は正面!」


それぞれ魔物に向かう




「桜風・千本桜!」


千本の斬撃が魔物を襲う


ブルォォォォ!


「ゴーレムがおったんか!」


ゴーレムの岩で斬撃が弾かれる

その間にドラグーンが突撃してくる


「あぁ!もう、うじゃうじゃ鬱陶しい!」


一対一なら楽勝だが数が多すぎる


「っ!下!?」


ミユが飛び退くと今いた場所に口が現れる


「サバナフィッシュ……」


新たな敵に更に苦戦を強いられるミユ




「氷界!」


白を周りが凍っていく……しかし

ドラグーンは氷を壊してくる


「水分が少ないのじゃ」


この荒れ地は乾燥している、そのため氷を作っても直ぐに、溶けるため強度が普段より落ちている


「このままじゃヤバイの~」






「白炎の舞・斬!」


優の調子は最高だった

次次と魔物を狩っていく


「おらぁ!もう一丁!白炎弾!」





その時


ドドーン、ドドーン



「あれは!?」


村を囲む森の木が倒されていく

その瞬間、炎の檻に、向かって魔物が突撃する


「花粉の効果がなくなったのか!?村が危ない!」


キィィィィ!


「空!?」


空を覆うほどのワイバーン、しかも一番奥には……


「ストーンドラゴン…来やがった」


体が岩で覆われたドラゴン


「最悪のタイミングだ」

「優!どーするん?」

「このままじゃと……」

「……今、木が無いのはこの一本道、お前らは村に戻れ!その間俺はここで足止めする!」

「「アホ!!」」

「囮になるなんて馬鹿な事、言うなや!」

「優が確実に魔物を倒せるのじゃ、村には優が行くのじゃ」

「……分かった………死ぬなよ」


優は木の無くなった道を進む




「ほんと馬鹿優やな」

「じゃな」


目の前からはウロボロスやサバナフィッシュ、ゴーレムに、ドラグーン

空にはワイバーン


「覇桜姫羅!行くで白」

「合成魔術じゃな」

「「黄泉風・夜桜」」(よみかぜ・よざくら)


魔物が凍り、端から少しずつ砕けていく

そして跡形もなく消え去った


「これ、しんど!」

「もっと合わせるのじゃ!」

「でも、後は…………」


ギャャャァァァァァ!


降り立つのはストーンドラゴン、着地するだけで地面に亀裂が走る


「これは足止めしか出来んな」

「そうじゃの、優が帰って来るまで持てば良いがの」






「来たぞ…」


銀がゆっくり体を起こす


「この匂い……火薬か?」

「なに?」


ドドーン、ドドーン


「爆発!?」

「無理矢理道を作る気だ!構えろ!」


爆発で目の前の森が無くなり、十数人の影が


「追手か……」

「しかも森がないんなら」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド


「魔物だ!」

「俺が行く、お前らはルナを任せる」


銀は一本道を駆ける


「ルナ様、少しの間、目を閉じてください」

「わっ分かったわ信じるわよ」

「……はい」


ルナが目を閉じたのを確認して敵に向かう


「私は短距離の魔歩なら誰にも負けないと自負してる、だからあなた達には遠距離攻撃のする敵を倒してもらいたい」

「「!!」」

「…………なら俺は魔術が使えるがそれには砂が必要だ、ここの砂なら一気に三人が限度だぜ」

「自分は触れたものの水分を、なくせます。触れてから時間が少しいるのでその間のカバーをお願いします」

「………話はすんだか?」

「暗殺者が喋って良いのか?」

「構わん……どうせここで殺すのだから!」




短剣を構え斬りかかる敵の後ろに周り、首を落とす

魔法を放って来れば、砂の壁で防ぐ

相手の顔面を掴み、敵の水分をなくしミイラにする


地面が水の魔法で湿る


「くっ砂が……」

「砂は操れても泥は操れないようだな」


攻撃が止まったら標的にされる、三人が一気に襲いかかる


「五秒、耐えてください!」


泥に手を浸けながら叫ぶ

攻撃を避けるが次第に押されていく


「なにをしようと無駄だ!」

「…………五秒、ジャストだな」


砂が三人を飲み込む

そして、砂の圧力に潰される


「間に合いましたね」

「泥の水分をなくしたんだな」

「ついでに岩も水分をなくして砂にしましたから」

「………なら、後ろは頼んだぜ……相棒」

「……ふふ、暗殺者の頃には聞くことの無い言葉ですね」

「…………………………私は除け者か?」

「おおっ!思ったより下がったな!」

「私は!目ぇ閉じてるんだけど!どーなってんの!?」

「安心してください、あなたの命は我々が必ず守ります!」

「ああ!」「ええ!」

「くっ暗殺に、失敗した屑が調子に乗るなぁぁぁ!」











「終わりましたよ、ルナ様」

「遅いわよ」

「話は聞いてましたね」

「あなたたちが暗殺者で私の命を狙ってたってこと?」

「………はい」

「そんなのもういいわ、だってこれからは命を賭けて守ってくれるんでしよ?」

「「「…………はい!」」」

「なら、あなた達を私の専属の護衛にします!名前を教えて?」

「「「……………」」」

「あぁ、名前…ないのね、なら私が着けても良いかしら?……そうね、ラガン・アシュ・ヒスイなんてどうかしら?」

「ラガン…」

「アシュですか…」

「ヒスイ…良い名前です!」

「なら、決定ね!よろしく三人とも!」

「「「はい!」」」

「なら!銀ちゃんの援護に行くわよ!」

「「「はい!」」」




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