酔い覚めた店
チュンチュン…小鳥の囀りが聞こえる朝
「コール、早いなぁ」
「お前もな」
宿の食堂でコールとミユが出会う
「昨日は、楽しかったなぁ……ところでコール、あんたが優を仲間にしたんはなんでなん?」
「あいつは…まだなんか隠してる」
「まだ隠し技あるんかいな!そりゃ見なあかん!」
「違う、あいつは人に対して何か表に出さない感情がある」
「そうなん?昨日もテンション高かったで」
「もっと根本的なものだ、俺は前の世界で優がどうだったのか知らない、話をしたこともない」
「聞けばええやん」
「そんなに軽い話じゃないと思う、むしろ優はそれを忘れようとして、この世界でやり直そうとしているのかも知れない」
「ふーん、まっ考えても何にもならんやろ」
ニコニコ笑うミユにコールは苦笑い
「ミユみたいのが一番話してくれそうだな」
「うちは聞き上手やからな♪」
「で、優のことはもうええねん、コール…あんたも何かあったんやろ」
空気が変わる、ピリッとした雰囲気が漂う
「実はな………………………だ」
「なんやて!なら、起こるかも知れんのか!」
「奴らも準備がいるだろう、それにあいつもそう簡単には殺られん」
「それ、いつ知ったん?」
「昨日、王国でだ、それで明日三人で王国へ行こうと思う」
「優も巻き込むんか?」
「長い間、優と過ごした、これで別れればあいつにも被害が出る」
「だから修行もしたんか…」
「あぁ、ミユ…お前にも迷惑を掛ける」
「ええねん、コールには返せん恩を受けたんやけん」
「それで俺はあそこに行こうと思う」
「どこや?」
「グレネイシス王国」
「……………?何のためや?」
「色々と考えないとな」
コールの笑顔、ミユは思う。この人の考えていることは一生分からないんだと……
「おはよう、二人とも早いね」
「おはよう」
「おはようさん!優」
優が二階から降りてきた
「今日は忙しくなるぞ、二人とも準備だ」
「おう!」
「はい」
コールは二人に聞こえないように言う
「お前らは必ず死なせない……」
少し話が動きましたね
このペースで頑張ります!
感想、酷評、待ってますm(__)m




