ヤっちゃおう♪
お久しぶりです。テストやらなんやらで遅れました。
ボスとの訓練が終わった後、俺はのんびりと道を歩いていた。
「はぁ、俺の能力ってチートなんだな・・・。まぁ、今後の任務とか楽になるからいいか。」
今日は天気がいいな。こういう日は昼寝でもしたくな・・・は?
「エモノ、ミツケタ。」
・・・なぁにこれ?ボロボロの服を着た20代後半の男がこっちを見ながら獲物とか言ってきたんですけど?これって俺の貞操の危機?
「えっと、今は外出禁止ですよ?あと人の性癖に文句を言うつもりはないんですけど、同性愛はいろいろときついと思いますよ?」
「・・・・・・殺す。」
「え?」
-------ビュンッ
危なッ。いきなり火の玉飛ばしやがった。しかも町中で。・・・もしかしてこいつが殺人鬼?よくわからんな?困ったときは取り合えずボスに電話っと
「もしもし?ボス?なんか町中歩いてたらいきなり能力で攻撃されたんですけど殺っちゃっていいの?」
『いきなりなんだ?・・・まあ襲われたなら構わん。』
「おけ。じゃ。」
殺っちゃっていいらしい。さすがボス!話が分かる。
「ということで死んでもらうから。さあ、俺を襲ったんだ。見せてくれよ?その強さ。」
「殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺す!殺ぉす!」
相手の能力は初めに襲ってきた感じから相手の能力は火。でも莉那ほどではない。・・・さて、どうやって処理しようか?
火が飛んでくるからって水を使うのは面白みがないし…火で対抗するのもつまらない。んん~、あっそうだあれやってみよ。
「というわけで『武器創造』っと」
はーい。皆さんこんにちわ。神谷創治の3分殺ッキング。今回殺るのは突然襲ってきた殺人鬼さんです。
用意するものは『物質創造』系能力者と『転移』系能力者です。『物質創造』系能力者がいない場合にはナイフやカッター、シャープペンシルの替えの芯などを用意しておきましょう。
まずは、武器を手に取ります。このとき相手が動く場所などを考えておくと次の工程が簡単にできます。
次に相手が動くと思った場所に手に取った武器を転移させます。そこでタイミングがあればあら不思議?相手が悶え始めます。それを放置すればそれで終わりです。以上、神谷創治の3分殺ッキングでした。
「ガァァァァァァ!」
「あれ?なぜ死んで無いの?視聴者から文句言わるだろ?」
死にそうな顔してるのにすごくこっちを睨んでくる。はぁ・・・
「『武器創造』『空間転移』」
「がああああああぁぁぁぁ?」
「はい、終わりっと。」
後処理はしっかりしないとね。さっきのは『武器創造』で作った55本の剣と『空間転移』で殺人鬼の体に刺さるようにしただけ。・・・やっぱり1本だけだと能力者相手には殺傷能力が低かったか・・・。
あ、ボスに連絡入れないと
「もしもし、ボス?終わったよ?」
『そうか。町への被害は?』
「初めにこれが放った奴以外ない。」
『ご苦労。これも報酬がでるからな。』
まじか
「あざっす!」
『ああ、じゃあな。』
あんな楽なのでも報酬でるのか・・・。次はなんの本買おう?
ありがとうございました。




