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能力の検証

なぜッ・・・なぜ予約投稿がッ・・・出来ないッ!

 氷華(ひょうか)達にクッキーを与えた後、絶対に入るなよ、絶対だぞ!を念を押して自分の部屋に戻り『空間転移』を発動させた。

 うん、成功だな。しっかり自分らの部屋だ。さすがに零先輩は来てないようだ。ボスは・・・どこに居るんだろう?


 「まぁ、ボスの部屋の周辺をうろうろしてたらいるだろ。」


 そう思いボスの部屋に向かい、歩いていった。


 コンコンッ


 「ボス、デミウルゴスです。・・・いますか?」

 「あぁ、入って来い。」

 「失礼します。」


 ボスは前に来たときと同じように椅子に深く腰掛けて待っていた。


 「よくここに来れたね。」

 「はぁ、『空間転移』で来たので。」

 「はっ?・・・ははっ……。」


 なんだろう?転移で来たといったらボスが急に笑い始めた。・・・ボケたか?


 「どうかしたんですか?」

 「いや・・・普通転移系の能力は自分を中心に半径70M以内にしか移動できないからね。」

 「えっ、マジですか。」

 「あぁ。」


 どうしよう。またやってしまったみたいだ。


 「ま、まぁそれはおいといて、さっきの話なんだが・・・本当かい?」

 「はい。なんか雷的なものでないかな~?って思いながら力を入れたら出ました。」

 「ふむ・・・。このことをほかに知っているのは?」

 「自分とボスだけです。」

 「ならいい。今から訓練場に行くぞ。能力を確かめる。」

 「分かりました。・・・あ、そうだ。ボス。これ差し入れです。」


 そう言ってくる前に作ったクッキーをボスにわたす。


 「あぁ、ありがとう。中身は何かな?」

 「クッキーです。」


 「ありがとう!本当にありがとう!よかった。最近甘いものとか食べてなかったからうれしいよ。」

 「はぁ・・・どういたしまして。」


 ボスのテンションがおかしい。形ネコにしたけど食べれるのか?


 「では行こうか。」


 そんなこんなで訓練場に向かった。


 「そういえばボス、今ここにほかの人っているんですか?」

 「いまはアダドだけだね。」

 「えっ、先輩がいるんですか。」

 「あぁ、あいつはここに住んでいるからな。」


 先輩にも持っていこうかな。・・・ボスと先輩だけっだったら食事とかまともにとってなさそうだし。


 「さてついたぞ。・・・今日は俺の言ったもの、ことをイメージして能力を使ってもらう。いいな?」

 「はい。」

 「今日は対戦はしないから着替えなくてもいいぞ。」

 「分かりました。」

 「じゃあ準備はいいか?」

 「はい。」


 なにを言われるか知らないが頑張るか。


 「そうだな・・・まずは炎だ。」


 炎か・・・。イメージするのは鎮まることのない燃え盛る炎だ。よし。


 「決鎮業火(フェニックス)


 ・・・出たな・・・。


 「次は水だ。」


 水か・・・


 「激流水獄(ミズチ)


 ・・・出るな・・・


 「次は雷だ」


 「雷光連鎖(ヘヨカ)


 ・・・これも出る。


 「次は・・・


 ・・・出る


 「次・・


 ・・・出る


 「つ・・・


 ・・・出る





 「次で最後だ。」


 やっと終わりか…。火から始まって水、雷、毒、土、風、氷、刀、槍、剣、銃、斧、薙刀、ハンマー、鎖鎌、モーニングスター、ガンブレード、蛇腹剣、ドリル、ビームサーベル、レーザーガン、パイルバンカーまでやった。最後の方がロマン武器だったのは気にしたら負けな気がした。だってボスがニヤニヤしていたから。


 「最後は・・・フライパンだ!」


 最後はフライパンか・・・ん?


 「えっ?フライパンですか?」

 「ああ、フライパンだ。」

 「なぜ?」

 「なんとなくだ。」


 フライパンか・・・家にあるやつでいいか・・・。


 「出ましたよ。」

 「分かった。もういいよ。お疲れさま。」


 ほんとに疲れた 

 

ロマン武器っていいですね

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