ジョギング少女
間に合いました。
先日、カンガルーと触れ合いましたが結構モフモフでとても癒されました。("シャー"と威嚇されましたけど)
「それじゃあ、お疲れです。」
「お疲れ様です。」
フレイヤのペアと顔合わせを軽くした後、アルテと一緒に帰ることにした。
「えっ、やっぱり風峰先輩ってお嬢様だったんですか?」
「零って呼んでね。」
発見。風峰先輩はお嬢様だったことが判明した。
「お嬢様って柄じゃないけどね。と言うかやっぱりってどういうことかしら?」
どういうって
「零先輩はかなりのお嬢様じゃないか?って噂が学校で流れてましたよ。それに食べ方や立ち姿がほかの人たちに比べてかなり綺麗でしたし。」
「そうかしら?ありがとう。そういう創治君も結構綺麗な立ち振る舞いだったわよ。」
「そうですかね?」
「えぇ、御曹司って言っても問題ないくらいにはね。」
そうかな?ぜんぜん自覚無いけど。
「創治君、もうここでいいよ。家からだいぶ近いし。」
「そうですか?ではお休みなさい。」
「えぇ、お休み。また今度、家でお茶しましょうね。」
「え?」
そんなことを言った後、先輩は笑いながら家のほうへ歩いていった。
「最後の、本気なのか?」
本気であるならちょっと困る。立ち振る舞いは零先輩のOKを貰ったがお世辞と言うこともあるので不安だし、礼服の類も制服しかない。さらに言えばスーツなどを買う金が無い。
どうしたものかと考えながら歩いていると
「きゃっ!」
「おっと」
声からすると女の子みたいだ。
「ごめん、大丈夫?」
「えっと、はい大丈夫です。・・・あなたは?」
「大丈夫だよ。ごめんね。」
「いえ、私が走っていたのが原因ですから。」
今になってこの子を見るけどすごくかわいらしい子だ。淡い金色の髪に青い目、少し小柄だけどしっかりとした感じがする。
「俺は神谷創治。きみは?」
「私は秋月メアリと言います。」
「へぇ、メアリちゃんか。こんな時間に何してるの?」
「最近、ジョギングをしていて…。」
そんな話をして夢中になっていたらもう8時半だった。
「じゃあね、メアリちゃん。」
「はい、創治お兄さん。」
いい子だったな。
「おーい、帰ったぞー。」
ドタドタドタドタドタドタ
・・・降りてきたな
ドタドタガタッ
・・・こけたか…。
「お、お帰り。お兄ちゃん。」
「ああ、ただいま。・・・・・・怪我してないか?」
「大丈夫だよ。それよりご飯何?」
ん~材料はいろいろ有るけど何作るか決めてなかったな。
「逆に問おう。何が食べたい!?」
「え~と、から揚げ!!」
から揚げか…
「よし分かった。鳥天だな。急いで作ろう。」
「えっ、から揚げじゃないの!?」
知らんな
「氷華。お前の兄は1で貰ったものを1で返す人間か?」
「っ!ごめん。ごめんね、お兄ちゃん。確かにそうだったよ。お兄ちゃんは1で貰ったものに2を引いて3を足してから6を足してから5で割るような人だもんね。」
なんだろう?妹の俺への考えがすごいことになっているんだが…まぁいいか。
「ほら食え。」
「わーい。いただきます。」
妹のお願いを曲解して作った鳥天は結構おいしかったです。
創治:なぁ、俺って1もらったら1.6で返してるの?そんなに微妙な返し方なの?
氷華:・・・(汗)おにいちゃん、プリン食べよ
創治:まじか・・・orz




