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ふたりのおはなし  作者: 佐伯
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ふたりのにちじょう


「ねーねー」

悠が僕に話しかける。



「んー?」

僕が悠に返事をする。



「次のバイトどこにしよっか?」



「んー」

スマホを見ながら上の空な僕に悠はむくれながら



「ねーねー聞いてるのー?」



「聞いてる聞いてる」

そう言いながら僕は傍へ行き寝転がる。


「もうちょっと無職で良いんじゃない?」


僕がそう言うと

「そうだけど将来への不安があるじゃない」



「どうせお互い社会にしばらく適合する予定も無いんだから考えても仕方ないよ、まだ外も暑いことだし」



「そっか…そうだよね…暑いもんね…」



お互い夏が苦手なため一瞬で答えが出てしまった。




「じゃーまだしばらくは一緒に引き籠ってよう」

「うん…いいのかな?こんなんで」





そんな他愛もない会話をする平日の昼下がり





働かない罪悪感など軽く吹き飛ばし

ふたりでニヤつくこんな時間が





エアコンの設定温度を下げに下げ

ふたりで布団にくるまっているこんな時間が






ふたり一緒のこんな時間が








ずっと続きますように


僕は心からそう願った。


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