増えました
「なあトゥーム、こいつどうする?」
「そこら辺の判断はマスに任せるよ。敵対の意思はないようだしね」
敵意が無いにしても暴走する可能性はあるからな…どうしたものか。
【仮称は魔物と判定される為ある程度の制御は可能です】
へぇ…は?それならアリか?
「よし、ならーーー承認。」
【仮称、以降特殊個体aと呼称。
特殊個体aをダンジョンへ帰属ーーー成功。
従属対象として《オペレーター》を登録ーーー成功。
バックアップ作成ーーー成功。
記憶・自我データの保存ーーー失敗。
スキルデータの保存ーーー成功。
ステータスボードの作成ーーー失敗。
登録が完了しました。】
偶によく分からない言葉が混じっているな。あと失敗って見えてる気がするのだが…
「へぇ…やっぱり〈天魔変換〉は消えてるみたいだね。にしても面白いスキルが見えるね。ちょっと借りて行ってもいいかい?」
「別に構わないが…」
「よし、なら借りてくよ」
「ガッ!」
「シャドウブレイク・防御!」
「え?」
突然火を吹いた。それも大分高火力な。壁は無惨にも崩れている。あれここダンジョンだよな?頑丈な筈なんだけどな。
「さっきまで敵意は無かったはずなんだけどねぇ。どうやら暫くマスから離すのは危なそうだね。あと少しでも遅れたら蒸発してたかもね」
突然火を吹かれた上でそれを凌ぐトゥームか。
…もしかしてまたヤバい奴が増えた?
ダンジョンの壁は核ぶつけても壊れません。無傷です。




