42/53
帰ります
「帰ったぞー」
倒した後俺は戻ってきた。一応報告ぐらいしておかないと不味いだろう。
「恩人のお帰りだ!頭を下げろ!」
…悪化してるな。どうしようか。
「それやめてくれないか?」
凄く嫌な顔をされた。何故?
「解散!」
「ハッ!」
これでいいのか。楽…ではないな。まあ解散してくれるだけいいのか。
「ガイア、どうにかしてくれないか?」
「あれはもう無理だよ、恩人。精神が疲弊しすぎて無駄なことを考える余裕がなくなっている」
成程。それなら辻褄がーーー合うわけねえよ。
それよりも本題だ。
「ボスとやら倒してきたぞ」
「そうか、恩人。本来我々がやるべきだったんだろうがな。」
「そうだな」
「そういえばカイはどこへ行ったんだ?恩人に付いて行ったはずだが」
「あいつはスパイ的な奴だよ」
さすがに〈聖者狩り〉について話すのは憚れる。今まで一度も名前を聞いたことすらないものを言われても混乱させるだけだろう。
「そもそも俺はちょっとした旅で来ただけだからな、帰るぞ」
「む。もう帰ってしまうのか?」
「ああ。」
「これだけ持って行ってくれないか?」
何のことだ?貰う物なんてないはずだが…
「このダイザスをだな…」
…あ、忘れてた
短いですね。はい。次はサイドの予定です




