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幸運にも転生しました☆  作者: 魔転
一章 幸運の始まり
11/11

大会①

~大会前日の夜~

部屋の窓の前に置いてあるいすに腰掛ける。


いよいよ明日。

体調は良好。

俺と戦うことになる選手の情報もピックアップし、戦術や戦い方の癖を分析した。



空いている部屋の窓からは、月光が少し肌寒い風と共に部屋を照らす。


「負けられない」



~大会当日~


昨日の夜とは裏腹に日差しが強い。


「さ~あ!!!始まりました!人生が決まるすっげー大会!!」


会場に司会の声が響き渡る


細長い円状の会場は、全方位に広がる観客席がある。もちろん満席。

なにより、とても古い。

事前情報によると、これは一万年以上前の神話の時代のものらしい。


なぜ使うんんだ…?


「さてさて!!今回は解説のカイ・セーツさんをお招きしております!!」


「ハーイ、ミナサーンヨロシクネー」


「では!早速一回戦に移させていただきます。ア、センシュノミナサンジュンビシトイテネ」 


「うをぉぉぉぉぉぉぉぉ」


客席から歓声が上がる。

思わず耳をふさぎたくなるくらいに。


「一回戦は…モ・ブキャーラvsエル!!!」


さっそく俺か



「準備できましたね!?では、すたーとぉぉぉ!」


ブキャラは特に特徴がないから腹パンしたら倒れるだろ


ドン!!


「グハ」


「よし」


「まぁ知ってましたね。はーい一回戦目はエルさんの勝利です。次に人準備しといてねー」



そのまま着々と勝ち続け、準々決勝まで来た


「準々決勝は、ハクトvsエルだぁぁぁぁぁぁぁぁ」


「ふわぁ。ねむ」


ハクト…こいつだけはデータがない。白髪で眠そうにしている。それだけ。


「では、すたーー-と!」


「ん?始まった?メンド。おりゃー」


なんだあの突っ込み方。簡単に防げそうだが…速い。だんだん威力も上がってきているように見える


「寝てろ」


ハクトのいる地面が腹の部分に勢いよく盛り上がり直撃した


「なんだあれ」「土魔法か?」「あんな正確に打てるもんか?」「てか詠唱は?」


客席がざわつき始める


「おおっとー!これはエルさんの勝利かぁぁ?!」


「イヤ、チガイマスネ。アレハ、オキマス(?)」



解説がそういうと同時に、ハクトは逆再生したかのように起き上がった。


「なん…だ?」


「うぅ…あぁ…」


「無意識に動いているのか?」


どうなってんだか


「うあ!!!」


そう叫ぶと、ハクトが目の前に現れた。

現れると同時に猛獣のようにひっかこうとしてきた


「な!?」


あぶな…しゃがんで避けれてよかった

動きは速いけど、見切れないわけじゃない


再びハクトが動き出した


動きを読め…全神経を研ぎ澄ませろ…


「!!!!ここだー!!」


俺はハクトの顔面にパンチをいれた。


「ふえぇ」

ハクトが倒れる


「し、勝者!エルぅぅぅぅぅ!!」



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