表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/14

第19.5話「コンちゃん級」

あ、オマケの「19.5話」をわすれてました!

今回は……「コンちゃん級」!

「コンちゃん級」ってなんでしょね?

2クールのおわりに「さーびす」で~す


「わらわはちょっと散歩に行って来る」

 コンちゃんそう言って行っちゃいました。

「ポンちゃん、私、配達に行って来るから」

 ミコちゃんも出かけました。

「俺、村長さんに呼ばれてるから」

 店長さんも出かけました。

 お店にはわたし一人。

 外からは小鳥のさえずりが聞こえてきたりしますよ。

 暇なので、お店を見て回ります。

 そう、売れ筋はメロンパンなの。

 実は焼きたてが断然美味しいんだけど、時間を置いたのもなかなかなんです。

 そうそう、お店のパンは「普通」「大」の二種類。

 店長さんがわたしのために、見ただけで値段がわかるようにしてるんだって。

 普通は百円で大は二百円。

 そう、あと、微妙なのがどら焼き。

 老人ホーム用で小さいのが登場しました。

 お店に並んでいるのは店長さんお手製。

「む~」

 本当はダメなんだけど、どら焼き二個を手に取ります。

 すぐにメロンパンに戻って、「大」を二個を持ちます。

 大きさチェック。

「ぬ~」

 この、大きなメロンパンはコンちゃんの大きさなんです。

「むむむ……」

 本当はダメなんだけど、わたし、メロンパンを服の中に入れてみました。

 こう、腕で支えて落ちないようにします。

「鏡! 鏡!」

 お店にある鏡の前までダッシュ。

「気が変わって帰ってきた」

 コンちゃんが帰ってきて、固まりました。

「忘れ物して……」

 ミコちゃんが帰ってきて、固まりました。

「電気消してたっけ……」

 店長さんが帰ってきて、固まりました。

 三人の視線が痛い。

 ミコちゃんがツカツカやってきてまず一声。

「食べ物でなんて事するのっ!」

「ごめーん!」

 ミコちゃんわたしを羽交い絞め。

「このばちあたりめっ!」

 コンちゃんわたしの胸からメロンパン確保。

 店長さんはその瞬間、あさっての方向を向いててくれました。

 でも、確保されたメロンパンを見て、

「ポンちゃん、売り物で遊んだらだめだよ」

「だ、だって、そのメロンパンはコンちゃんの胸の大きさ」

「だからって、そんな事するかなぁ~」

 店長さん達、メロンパンを見て苦笑い。

 コンちゃんが、

「どうする、店長、ポンはクビか?」

 ミコちゃんが、

「これ、売るわけにはいきませんね」

 店長さん、しかたなさそうにメロンパンを食べ始めました。

 残った一個はコンちゃんミコちゃんで半分こ。

 三人が口をモグモグしていましたが、一緒になって頷きます。

「な、なんですかっ!」

「ポンちゃん味だ!」

「うむ、たしかにポンの味じゃ」

「本当、ポンちゃんの味ね」

「も、モウ、食べちゃだめーっ!」

 みんな笑ってます。

 わたし、すごく恥ずかしいんだからモウっ!


はい、ポンと村おこし2クールめ、おしまいで~す。

読んでくださったみなさん、どうもありがとうございました~!


さて、2クールめ終わっちゃったけど、続き、どうですか?

みなさんの応援で3クールめ、連載しちゃったりします。

よろしくね!


仔キツネ「レッド」登場の回もありま~す。

また、みなさんにあえたら、わたしもうれしいし!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ