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貴族転生 精霊チートで成り上がれ  作者: みつばの王様
初等部編
9/18

合格発表とケモミミ姫

どうも、いつも読んで頂きありがとうございます。題名変えただけでもかなり評価が変わるんですね。正直驚きです 文章評価嬉しかったです。

 目覚めたら知らない天井だった……なんちゃってうちの屋敷の天井だわ、一度言ってみたかったんだよねこのセリフ


「キリク!起きたんだな、心配したんだぜ」


「俺は何日寝てた?」


「3日だな、あと1日遅れてたらやばかったな」


(よかった……合格発表には間に合ったらしい)


「レオンたちはあの後は?」


「レオンは屋敷に帰ったよサラも自分が客として預かるって連れてったぞ。二人とも毎日お見舞いに来てくれてたぞ」


「そうか、後でお礼を言わなきゃな」


 グルギュー、おっと俺のお腹がなってしまった


「そう言えば三日間何も食べてないんだったな……もうできてるはずだぜ」


 部屋を出て食堂に入るとラクサスにも一緒に食卓を囲ませる、主人と一緒に食べるなんてと他の貴族なら言いそうだが俺は元日本人だし食事はたくさんで食べたほうが美味しいと思っている派だ


 今日はパンにぶ厚く切ったベーコンに塩と胡椒をまぶして焼いたものと卵を挟んだサンドイッチのようなものらしい


「噛んだら肉汁が出てきてうまいな」


「うめぇ〜、このパンなんか白くて柔らかいし卵とかベーコンなんか高級品で庶民には食べれねえよ!」


 ラクサスは元は貧しい農家出身だから朝は黒パンを食べれるのは働き手の父や兄だけで麦の入っていないような粥しかもらえなかったらしい


「おいおい、そんな慌てて食べると喉に詰まるぞ?」


 あんなにがっついていたのに急にラクサス食べるのを止めてしまう


「どうした?」


「いやよ……俺以外の貧しい奴らはこんな飯食えねえだろ? だからなんかわりぃなってさ」


 自分だけずるをしている気分なのかもしれないな……


「なら、お前はその気持ちを忘れるな、その気持ちを持って俺と民が柔らかいパンも卵だってベーコンだって食べられるようにするんだ!」


「キリク……」


「しみったれた話はやめだやめ。残したらそれこそ申し訳がないぞ食え食え」


「そうだな」


 ……この後食いすぎて二人で机に突っ伏したのは秘密だ




 学園に着くと学園の前にはたくさんの人がならんでいるがこれはすべて平民達だ。なぜなら学園の合格発表は貴族関係者用と平民用で分かれているからだ、その昔に並ぶのが嫌だと貴族がごねたのが理由らしい。ラクサスは俺の従者として受けているので貴族関係者の方で確認だ



「ラクサスはもう見つけたか?」


「あぁ、あった10位らしい」


「キリクくーん」


 おっ!あれはレオンとサラだ。こちらを見つけたようで合流する


「聞いてよ!僕5位だったんだよ」


「私は15位でした」


 みんな、なかなか高いな……俺は50位から探してみるか……おかしいな?どんどん上に見ていくと首席がキリク・ブレイクフィールドと読める


「ラクサス一位は何て書いてある?」


「うん?一位ならキリク・ブレイクフィールドって……やったなキリク首席だ!」


「さすが勇者様の再来だね」


「すごいですね」


 みんなありがとう……だけどねこうゆう時首席なんかとっちゃったらさ


「キリク・ブレイクフィールドって誰よ!シャルティエ王国の第三王女である私が負けるなんてありえない」


 こうゆうことになるよね……確かシャルティエ王国と言えば力が全てである獣人の王国である。そういえば父さんが友好の証で王女が一人この国に来るとか言ってたな


「キリク・ブレイクフィールドでてきなさい!私と勝負しなさい」


「キリクあんなこと言ってるぞ?」


 正直見た目は好みだ。五歳ながらに長い手足に銀のストレートヘアーに猫耳やばい萌える。それに顔も少しきつめだがすごい美少女だ……しかしめんどくさいのはごめんなんだ


「無視するぞ」


「いいの?相手は王女だよ」


 レオン君、ばれなきゃ犯罪じゃないんだよ


「相手はここに俺がいるとは知らないだろ」


 明日は入学式なんだゆっくり休まねばなるまいよ

 さあみんな町に繰り出すぞ!合格祝いだー


「おい、キリク・ブレイクフィールド貴様がノルトルン家の俺を差し置いて一位とはどうゆう事だ!」


 おまっ、いつの間に! それに屑てめえそんな大きい声出したら


「へぇー、あんたがキリク・ブレイクフィールドなのね」


 ヒィー、後ろに殺気を感じるよ……


「逃さないわよ」


 王女様は俺を逃すまいと抱きついてくる。やばい……いい匂いがする。いやいやいかん、ほどこうと試みるもびくともしない。一国の王女様が知らない男に抱きつくのはどうかと思うよ?


「あの抱きつくのはちょっと」


「キャー、いやだわ」


 ドンと突き飛ばされた……ひどい


「こほん、キリク・ブレイクフィールド勝負よ!」


「嫌です」


「そうよね、受けるわよね……嫌ですって!」


「嫌です」


「私は王女なのよ?」


「そうだぞキリク・ブレイクフィールド貴様王族に逆らうなど」


「あんたは黙りなさいよ」


「はっ、はい」


 面倒くさいのもそうだが何よりこれは……


「俺にメリットがない」


「メリットがあれば良いのね?」


「いや……そうゆうわけじゃ」


「あんたが勝ったら私を好きにして良いわ。勝負方法はどちらか授業で潜るダンジョンを早く攻略できるかよ」


「いや……だからさ」


「何?文句なんて聞こえないんだから」


 言いたいことだけ言って颯爽と何処かに走って行ってしまった……


「……キリク・ブレイクフィールド俺とも勝負しろ」


「断る」


「なっ、貴様待てどこに行く。おい!」


 アァー聞こえない、まったくなんで屑の相手までしなきゃいけないんだ。てゆうか豪運仕事しろや!これのどこが幸運なんだ……父さん、母さんあなた達の自慢の息子は本当に上手くやれるでしょうか?








3000Pv、ユニーク1000人突破できました。これも皆様のおかげです。これからも粉骨砕身でやっていきますので感想、アドバイスよろしくお願いしますm(._.)m

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