表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/57

睡魔のいる夏。3


それでは何故、スーちゃんはそのような

悪魔の曲を作曲したのか?


それは、

スーちゃんが作曲に使う電子計算機とは、

古の文明が残した、失われた科学の残り香。


つまり…ポンコツで、

作業中にフリーズしたり、

セーブデータが消えたり…

とゆーのはまだましなほうで、


行き先も告げずにフラっと旅に出てみたり、

そっぽを向いたままふてくされる、

公共の道路に謎の軍手を落とす、

等とポンコツの限りを尽くす。


スーちゃんは、

そのポンコツのレトロなデザインが気に入ったの

で、いわゆるジャケ買い。

不便ながらも使用し続けていたのだ。


『…みんな、ごめんなさい。

私、楽譜を渡す時に、ちゃんとみんなの分を

確認していなかったみたい…』


『それって…』


『入力ミスしちゃった…』


睡魔など、最初から存在してはいなかった。


『なあんだー』


『良かったー』


『もー』


サイレントサイレントの4人は、大喜び。


スーちゃんはみんなの楽譜に


『bpm=190』


と色えんぴつで記入した。


事件は……解決した。…



↑みたいに、『…』だと何かあるな?


と思うでしょ?今回は無いですので安心だね!



ーーーー


可愛らしい小さな植木鉢に

サイレントサイレントのみんなから

お土産にもらったチェリー。


それを見つめながらニコニコしている夢ちゃん。


…ただの入力ミス。

そんな笑い話みたいなちょっとした事から、

今回のような事件が発生してしまう。


ちょっとしたズレ。

本当に小さな小さな違和感。



『歌ちゃーん』


歌ちゃんが事件を振り返り、

難しい顔をしていると、夢ちゃんが呼ぶ。


『サイレントサイレントはじまるよー』


『あ、はーい』


ラジオからは、

夏フェスの様子が。


『…さあ、つづきまして

素晴らしい演奏を聞かせてくれるのは、

今、もっとも勢いのある4人組ガールズバンド…

サイレントサイレント!

曲は夏にピッタリの大ヒット曲

チェリ爆弾です!』


会場の熱気がラジオからも伝わる。


『それでは、はりきってどうぞ!』


ひなチュのカウント!



『ワン、ツー、スリー、フォー!』


チェリ爆弾が 夏に爽やかにはじけた!














評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ