表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/57

ミルク・アレテイア。1


『ドリルっス!』

ドアバーン。


『…かっこいーね。』


『かっこいいですね。』


ルンルンちゃんが遊びにきた。

まだドリルを気に入ってるみたいだ。


ドアに穴を開けないところに、

ルンルンちゃんの成長を感じる。


正座しながら、

その横にドリルを取り外して置いた。


『ルンルン、お酒持ってきたッス!』


『え?』


『ルンルンちゃん、お酒なんて飲めちゃうの?』


『ふふふー。

ルンルンは、こー見えて大人ッスからね!』


『…お酒…』


『だから、歌ちゃん、夢ちゃんもー!

一緒に飲むッス!』


『…お酒…』


お酒を見つめながら興味津々な夢ちゃん。


『夢ちゃん先輩、お酒飲めるんですか?』


『…飲んだことない…』


目をキラキラさせている。


『私も、あんまり飲めないですけど…』


キラキラしている夢ちゃんをチラッと見て、


『みんなで飲んじゃいましょう』


『いいの? やた♪』


『わあーいッス!』


甘い甘いお酒。

ミルク・アレテイア。


コップの中のミルク・アレテイアを

すんすんしながら、キラキラしている夢ちゃん。


『あ。すごく甘くて美味しいですねー』


一口飲んだ歌ちゃんが、

再び夢ちゃんに視線を戻すと、

夢ちゃんのミルク・アレテイアはからっぽ。


『あれ?』


『夢ちゃん先輩?』


夢ちゃんは

ニコニコしていてふにゃふにゃしている。


『ぜ、全部、飲んじゃったんですか?!』


『うん。ニコニコ。甘かった!』


『だ、大丈夫ですか?』


『うん。ふにゃふにゃ。』


『?』


『ニコニコ。ふにゃふにゃ。』


どう見ても大丈夫じゃなさそう。


『夢ちゃん、ふにゃふにゃしてるッス!』


『んふふ。ふにゃふにゃっす』


『だ、大丈夫ですかー?』


『たのしいよー』


歌ちゃんは

夢ちゃんがニコニコしているので、



ちょっと心配だけど…まあ、

ご機嫌さんみたいだし、いいかな…



…と、思ったのが いけなかった。













評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ