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地球最後のふたり。



『夕焼けが血みたく真っ赤です!』


『もうとてつもなく悪い予感だよ。酒のも』


『あ、お店の商品を勝手に飲んじゃっていいんですか、ですか? 怒られちゃう』


『もうだって私はね、自暴自棄だもの。』


『ああ。悲しみっぷりが、哀れみ。』


『だって、もう地球には人類なんて残ってないっぽいんだよ? どうしてこうなった?』


『そうなると、僕と店長が人類最後のふたり?』


『んにゃ。違うね。私は化け猫だもの。』


『え? 知らなかったです! 』


『チュールが食べたいにゃん。』


『本当だ……かわいい♡』


『君だって、なんかのアレでしょ? 』


『トイプードルの妖精です。』


『かわいいなあ……

 あれ? でも、ワンって言わないの?』


『はい。』


『なんだろ……なんか…なんだかな気がする。』


『それにしても、店長、僕たちこんな人類ゼロみたいな雰囲気、誰も来ないと思われるコンビニでいつまでレジ対応するんですか? 』


『シフトどーりだね。』


『わあ。真面目。』


『だって、もしかしたら、もしかしたなら、

人類最後の誰かが、お菓子を買いに来るかも。』


『それすごくロマンチックですね。』


『え? そう? 』

 

『はい。とても。好きになりそうでした。』



『照れるにゃん。』


『かわいい♡』







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