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エルドラド 黄金郷。1



おせんべいよりも硬そうで。

ようかんみたいな形。


それが何個も寝転がって、

ずっと上に伸びていた—

 


『隊長。謎の古代遺跡を発見しました』


『これは一体…何だろう』


『コンコン。おせんべいより硬いです』  


『気をつけてね。』


『ずっと上のほうまで続いていますね。』


『何があるかわからないから危険かも。

迂闊に触らないほうがいいかも…』


『あ!何か…揺れています…』


『危険かもしれない!はやく逃げて!』


『わあー……』




———



『人が食べられました。』


《公園へあと少し。の女の子》


が来店した。

名前はライデンちゃん。


『えっ!?』


夢ちゃんと、歌ちゃんは絶句。



——

ライデンちゃんは、探検隊の隊長である。


冒頭にあるように、さっき、謎の遺跡を発見。

調査のために探検隊のお友達、ルークちゃんと

遺跡の中に足を踏み入れたところ、古代のトラップが作動し、ルークちゃんは連れ去られ、

遺跡に食べられてしまったのだ。


『はやく助けに行かなくちゃなんです。

ルークちゃん今頃、遺跡のお腹の中で泣いているかもしれない…』


ライデンちゃんの必死の訴え。


『夢ちゃん先輩…これって。』


『…不可解、だね。』


『…久しぶりに聞きました。それ。』



——


ルークちゃん救出隊が結成された。


今回は1秒を争う事態なので、

おにぎりは準備していない。


道なき道みたいな道を進み、

植物園よりもさらに深い緑をかき分け、



辿り着いた、そこには—


巨大な遺跡。


近づくほどに、心がざわつくような雰囲気を空気の中に秘めて。


『遺跡の入り口はこっちです。

何が起こるかわからないので、慎重に慎重に…』


ライデンちゃんがゆっくりと進む。

夢ちゃんと歌ちゃんがその後に続いた。


薄暗くひんやりとした遺跡の中に入ってすぐに、

問題の人食いトラップが見えた。


『これです。ルークちゃんは、このようかんを調べていたんです…』


ようかんが続く先は、暗闇がポッカリとあって、

洞窟みたいな、静寂の暗闇。


『ルークちゃん、無事でいて…』


歌ちゃんが祈るように、暗闇を見つめる。


『ここまで来たけれど、どうやってルークちゃんを助け出そう…トラップを作動させないように先に進むためには……うむむ。

二次被害は絶対に出しちゃいけないし…』


と、ライデンちゃんが探検隊知識で救出作戦を考えていると、



『……なつかしい』


夢ちゃんが小さく呟いた。


『夢ちゃん先輩?』


歌ちゃんが夢ちゃんの方を振り返る、


ごーん。


突然、地の底から響くような、低い不気味な音が鳴り響く。



『あ!夢ちゃん危ない!トラップです!』



ライデンちゃんが叫ぶ。


『夢ちゃん先輩!逃げてください!』


歌ちゃんも必死に叫ぶ。


ごーん。



暗闇へと、ひきずり込まれる夢ちゃん。




その宝石のような紫の瞳はキラキラしていて…?




『こわくないよー!ぜんぜん大丈夫だよー!

2階でまってるからおいでねー!』
























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