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4 一狩り行こうぜ♪

「おい!

とりあえずコントローラーから手を離してくれ。」


「何で?」

相変わらず緊迫感のない妹の声。



コノヤロウ



しかし、ここは堪えねば。

何しろ生殺与奪権は妹が持っている。



「あのな、どうやらまた『ゲームと現実の違い』が出ているみたいだ。」


「そうなの?」


「あぁ。だから、そっちからは大した事が起きていないように見えても、こっちでは大変ってこともあるんだ。


例えば、誰かさんが俺を操って踊ったり、寝そべらせたりするから、周りから人がいなくなったりな。」


「あはははは。

スイマセン・・・」



「ということで、俺は、すぐに、帰りたい!!」


「え~、ゲームを実際に体験できるなんて、最高にスリリングじゃん!」



「スリリング過ぎるんだよっ!!」



コノ、ノウナイオハナバタケメ



「リアルとゲームは違う。

何があるかわからないんだ。


さっさと俺の頭を床にぶつけろ!」



「お兄ちゃん、その発言だけ聞くと怪しい人だよ。」



シルカ、ソンナコト



今までは、床に頭をぶつける事で、元の世界に戻る事ができたのだ。



ところが




ガンガン!! 

ズゴゴン!!


今回は何回頭をぶつけても、元の世界に戻れなかった。



ドゴズゴ!!

ドババン!!


ついには、壁に頭をぶつけたり、自分で自分の頭を殴ったりしたが、戻れなかった。



ゲスゲス!!

ドゲシ!!!


もちろん、周りは超ドン引きだ。



「避難してください!

近づいてはいけません!」

「恐ろしや、恐ろしや。」

「ハンターになるのやめようかな。あんな風になりたくないし・・・」


もはや、歩く災悪。

屈強なハンター達が遠巻きから眺めている状態だ。




「何で戻れないんだ・・・」


「多分だけどさ・・・」

落ち込む俺に妹が声をかけてきた。



「今までもさ、何かをやり遂げたから戻れた気がするんだよね。

頭を打つ事は最後のスイッチなだけで、その前にそのゲームで何かをする必要があるんじゃないかな。」



確かにありえることだ。



「・・・そうかもしれないな。」



「でしょう、お兄ちゃん。



だから







一狩り行こうぜ♪」




コノ、ノウナイオハナバタケメ


【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが


【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが


【完結】ざまあ、してみたかった


【完結】ざまあ、してみたかったな2


【完結】ざまあ、してみたかったな3


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