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3 セイシンポイントハ、モウ0ダヨ・・・

「なるほど、それは大発見だ・・・」

「そうでしょ!」


「確かに安心かもな。」

「そうでしょ!」


「ところで一つ聞きたいんだが?」

「何?」


「今! お前の操作で! 俺は顔面を壁にぶつけたんだけど!! どういう事かな?」



たっぷりと怒りを込めて言葉を妹にぶつけた。



しかし、妹の返事は羽の様に軽かった。



「えっ、そうなの?

お兄ちゃん、壁まで行ったらスッと横向いていたよ。

ぶつかった感じなかったけどなぁ。」



マサカ・・・



「これが、主人公補正なのか。」


壁まで行ったゲームキャラがいちいちぶつかって止まってしまっていたらゲームにならない。


しかし、現実ではダッシュで壁に向かっていけば必ずぶつかる。



この矛盾を含めた状態を成立させるには、


「現実では走ってぶつかっているが、周りからはそう認識されず、壁を避けたように見える」ということになる。



マズイ


メチャクチャマズイ



だって、さっき俺は「痛かった」



つまり、周りからどう見えていようと、実際にダメージを受けるという事だ。




マズイ!!!




この条件で、


モンスターが蔓延る世界で

モ◯ハン初心者の妹の操作で

生き抜かなくてはいけない



ドンナムリゲーダヨ・・・



頭を抱えてしゃがみ込みたいが、何せ体が一切動かせない。



すると急に手足が動き出し、俺は踊り出した。


「なっ?」



次に、手を振り出したかと思うと、今度はその場に寝転んでしまった。

そして、素早く立ち上がると、奇声をあげながら、変なポーズをとりだした。



俺の行動を見て、周りの人たちがあからさまに引いていった。


「なんだ、アイツ・・・」

「ヤベーな。」

「近づくな、近づくな。」



サァッと潮が引くように周りから人がいなくなった。



「なるほど~。こんな動きもさせられるんだ! おもしろ~い!!

後、どんな事ができるんだろう?」



ヤメテクレ


アニノセイシンポイントハ、モウ0ダヨ・・・


【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが


【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが


【完結】ざまあ、してみたかった


【完結】ざまあ、してみたかったな2


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