17 (最終話)お帰りなさい!
「いや~、でもまあ貴重な経験ができたもんだ。」
俺は肩をすくめた。
チョットタメシテミヨウカナ
部屋にあった木刀(修学旅行のお土産で買ったものだ。漢は心当たりあるよな)
を手に取って、スッと立つ。
ウン、シックリクル
シュン!!
前転してから剣を振るった。
イメージ通り!!
「すごい・・・」
妹が目を丸くしている。
「まあ、こっちの世界で使い道があるかはわからないけれど・・・いい経験になったよ。」
「すごい!
・・・すごいよ、お兄ちゃん!!」
イヤ~、ソレホドデモ・・・
「これなら、次、どんな命の危険が迫ったゲームに入っても大丈夫だね。」
・・・ナンデスト。
「次、どのゲームしようかな?
ずっとモ◯ハンだったから、別のゲームをしたいなぁ♪」
・・・コイツ
「久しぶりに乙女ゲームしようっと。何かあってもお兄ちゃんが助けてくれるしね。」
・・・ヤッパリ
「楽しみ~!!!」
・・・ゲームキデタタイテヤロウカ?
アッチノセカイヘゴショウタイ♪ テナ
まあ、とりあえず、平穏な(?)日常に帰ってこれたようだ。
それを喜ぼうかなとは思う。
「あっ、お兄ちゃん!」
「何だ?」
「・・・お帰りなさい!!」
「・・・おぅ。」
これで許してしまう俺も大概甘々だなと思った。
マアイイカ
(終)
ゲームの世界の誰かに入ってしまう兄妹シリーズ3作目でした。
今回はモ◯ハンの世界という、今までとは違う世界観の作品でしたが、楽しんでいただけたでしょうか?
次作は再び乙女ゲームの世界の話となります。
今作のモ◯ハンの世界で武力と胆力を身につけたお兄さんがどう活躍するか、お楽しみです!
と言うことで
「兄妹そろって断罪される悪役令嬢の親友の中に入ってしまったのだが」でお会いしましょう!
続編
兄妹そろって断罪される悪役令嬢の親友の中に入ってしまったのだが
【完結】兄妹そろって断罪中のヒロインの中に入ってしまったのだが
【完結】兄妹そろって断罪されている息子を見守る王様の中に入ってしまったのだが
【完結】ざまあ、してみたかった
【完結】ざまあ、してみたかったな2
【完結】ざまあ、してみたかったな3
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