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日々は楽しく色鮮やかに  作者: 明日葉 晴
学校に慣れよう!
7/61

第7話 事前調査は唐突に

おはにちばんわ!

明日葉 晴です!

7話目になります!

お読み下さい!

 前回のあらすじ

 灯ちゃんと帰る。家ボッチ。




 私、江東 海は急いでいる。

 このくだりでおわかりだろうけど遅刻しそう。二日連続だよっ!ちくせう。

 ちなみに今日は朝起きたらママは仕事に行っていた。アイスの件は全力で謝ったから許してもらっていた。


 抜かりはないと思っていたのに…!


 目覚ましが壊れていたことをすっかり忘れていたよ。スマホのアラームは使ってない。一度使ったことがあるけど、次の日にスマホが“壊れて”いたから親に禁止されてしまった。


「だけどっ、今日はっ、昨日よりっ、まだ余裕っ!」


 だけど油断はしない!全力で進むのみ!




 とりあえず間に合った。


 ガラッ。


 入室。もうすぐ朝礼だからかほとんどの人がいた。二日目だというのにもうグループらしきものが出来ている。

 灯ちゃんは…男子に囲まれていた。流石だ。困っているみたいだ。困り顔もかわいい。私と目が会うと顔を輝かせた。今日も天使だ。


「海ちゃんっ!おはようっ!」


 灯ちゃんがそう言うと、明らかに男子たちが気不味い顔で散ってった。よくわかってるじゃないか。


「灯ちゃん、おはよう。変なことされなかった?」

「変なことって?色々質問されただけだよ?ちょっと次々にされて疲れちゃったけど。それより今日も寝坊?」

「寝坊。目覚まし壊れてるの忘れてて」

「そっか。壊したままなんだね」


 壊したんじゃない。無自覚に人の心を抉るなー。


 キーン、コーン、カーン、コーン


 朝礼と同時にまばらだった人たちが席に戻っていく。


 ガラッ


「おはよう。全員は揃って…ないな。とりあえず朝礼を始める。青井、今日の日直な。挨拶を頼む」

「はい。…起立!礼!おはようございます!」

「「「おはようございます」」」

「着席!」


 青井君、爽やかだなー。


「よし、とりあえず今日から普通に授業を始める。といっても今日の一限目はホームルームだけどな。一限開始のチャイムまでに教室にいること。青井は私についてこい。日直の仕事を教える。以上」


 そう言って先生と青井君は出て行った。


「何するんだろうね」

「自己紹介は昨日したしねぇ」


 自己紹介…思い出しただけで恥ずかしくなったよ。


 そんなこんなで一限目のチャイムが鳴った。


 ガラッ


 先生と青井君が戻ってきた。青井君が結構な荷物持ってる。でも、平気な顔だ。体力あるのかな。


「いるやつは席に着いたな。じゃあ、まず挨拶」

「起立!礼!お願いします!」

「「「お願いします」」」

「着席!」

「で、だ。何をするかと言うと、簡単なアンケートと、進路調査。その後に配布物がある。まず、アンケートと進路調査をやってもらう。20分あればいいだろ。受け取ったやつから始めていいぞ。それと、進路調査と行っても深く考えなくてもいい。というより決まってなければ決まってないでいい」


 進路調査というから身構えたけど、そうでもないみたい。アンケートも簡単な生活調査みたいなものか。


「進路は…とりあえず進学でいっか。文系でいいかな。アンケートは…ほい、ほい、ほいっと」


 本当にどうでもいいアンケートだな。朝食はなに食べるかとかいる?


「そろそろ全員書けた頃合いか?時間があまったな。さて…することもないし、全員体育館に移動!」


 みんな、いきなり?なぜ?と思いつつ、一応移動し始めた。


「何するんだろうねぇ?」

「わかんないよ。行くしかないでしょ」


 みんな教室を出た。最後に日直の仕事なのか青井君が鍵を閉めていた。

7話目を読んで頂きありがとうございます!

最近、前書きと後書きをどうしようと悩みます。

何とか書きたいとは思うんですけどね。

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