第6話 明日の準備は確実に
6話目ですがいつもありがとうございます!
半分くらい眠りながら書きました。
前回のあらすじ
副会長が大変そう。
会長に絡まれたせいで他の部活を見る時間がなくなってしまった。だから私と灯ちゃんは帰ることにした。
「まったく。変な人だったね」
「でも悪い人では無さそうだったよ?」
「灯ちゃんからみたら悪人なんて存在しないんじゃない?」
「そんなことないよぉ」
「じゃあ、灯ちゃんにとっての悪人ってなに?」
「………わかんない」
さすが天使。
「その方が灯ちゃんらしいよ」
「どういう意味?」
「そのままの意味」
穢れを知らないままでいてください。切実に。
「そんなことよりいよいよ高校生だね!精一杯楽しむよっ!沢山遊んで、いっぱい思い出作って!」
「勉強も大事にね」
「……沢山遊ぼうねっ!」
「それはいいけど、勉強もねぇ」
灯ちゃんは真面目だ。そこがまたいいんだけどっ!
そんなこと言ってる間に私と灯ちゃんが別れるとこまで来た。
「じゃあまた明日ね、灯ちゃん!知らない人には付いていっちゃダメだよっ!」
「そんな子供じゃないよ。また明日ね、海ちゃん」
そう言って別れて行った。子供じゃなくても灯ちゃんは心配だよ。
家。マイホーム。鍵が掛かっている。
ガチャ。
「ただいまー」
返事がない。ただの空き家のようだ。
「まぁ鍵が掛かってる時点で誰もいないよね」
リビングのテーブルを見ると書き置きがあった。
『母より我が子へ。呼び出された。速やかに帰還する予定だが、遅い場合は各自の判断で夕食を食べること。食事は冷蔵庫にある。好きにするように』
少なくとも自分の子供へ送る書き置きじゃないな。無駄に達筆だし。戦地へ行く兵士かよ。あれ、2枚目がある。
『P.S.海へ。入学式はどうだった?灯ちゃんとは同じクラスになれたかしら。帰ったら聞かせて頂戴ね。』
いきなり素に戻った!情緒不安定か!私のママながら意味わからん。
とりあえず部屋で漫画でも読も。ママが書き置きを残すってことは、確実にいつもの夕食の時間には間に合わないかな。適当なタイミングで食べよ。
「念の為、最悪明日寝坊してもいいように準備だけしておこう」
そしてその日はゆったりとした。明日から本格的に学校だ!気合い入れていこう!
読んで頂きありがとうございます!
新参者の私の作品をここまで続けて読んで頂けるのは人は神様ですかね?
これからもお付き合い頂けたら幸いです!




