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現実を嫌悪する者へ  作者: Nexnem
仮想編第1話
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仮想編第1話Act2-7

Act2-7

~下準備~

Skillカード2つ。

何かの種3種類。

野菜らしき植物6種類。

多分根菜だと思う根っこ2種類。

キノコ2種類。

果物3種類。

服1着・・・探索の成果だ。


(この服は未来永劫着ることはないな・・・)


何で運営の趣味に付き合わねばならんのよ!

服は置いといてSkillカードを使用する・・・

Skill:受け身、Skill:偽装が控えSkillに加わった・・・


(狙ったものは出ないのがジンクス・・・)


無理やり納得させる。お目当てのがあれば少し楽ができたのだが・・・


早速調合する・・・前に毒見をする。

緑で疣が大量に発生したキュウリらしき野菜を齧る!・・・苦い!茹でて卵と豚肉と混ぜて醤油で味付けして炒めない限り食べられそうにない。

しばらくすると・・・猛烈な腹痛が起きた!


(なんでこんなんがあるんだよ!)


この場にとどまるのはマズイというのは明らかだ。

外に向かってダッシュ!

・・・そのあと起こったことは思い出したくもない・・・


                   ⋮


気を取り直して適当な材料を調合する・・・調合キットと適当な野菜擬きを2種類選択する・・・これ以上選択できないようだ・・・調合を選択!・・・何かが詰まった袋ができた。


(早速成功か?)


選択する・・・


“燃えるゴミ”


(・・・そう簡単にはいかないか・・・)


材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!


                   ⋮


(・・・一向にできないな。検証すらままならない。)


調合する材料が無くなってしまった・・・


(明日もだ!)


忘れない内に壁に傷をつけておこう。


                   ⋮


縦4本の線をまたぐように引っ掻く!このマークがもう15個もできてしまった・・・


突如フレンドコールが来た!


「フルフル・・・何があっても驚かないで!」


エリー姉だった。尋常じゃない声の震え方だ・・・!

“悪い知らせと悪い知らせがある・・・”のパターンだ。


「・・・覚悟を決めた!・・・言ってくれ」

「テウルギアが・・・死んだの!」


・・・まさか!あいつが死んだ?一番死にそうにない奴が・・・洞窟で死に損ないの迷子よりも先に?!

フレンドリストを確認する!

・・・50音順にする!

“

                   ⋮

アーロン

アスラム

アル

アルス

エミリー

エリー

エル

ガルシア

ギル

ジェイソン

ジェニファー

スペンサー

ダニー

デビッド

デレク

マック

レイ

                   ⋮

”


無かった・・・


(“雑魚共に何時間殴られようと被害は相手が疲れるだけだ!”・・・だったんじゃなかったのか!)


通信に第三者が割り込んできた・・・


「あたしと・・・テウルギアと・・・フレンド達とでフィールドを探索してたの・・・そしたら他のプレーヤーに襲われて・・・気づいたら3人殺られてた・・・」

「PK・・・なのか?」

「多分・・・」


(知る限り一番死にそうにない奴が・・・死んだ?!なんでも話せる奴を・・・なくした・・・)


あいつがいなければ今の私は存在しなかった・・・今頃墓の下だ・・・

あいつよりいい奴は知らない・・・


「フルフル・・・大丈夫?」

「・・・ああ・・・しばらく一人にさせてほしい・・・」

「・・・早くね・・・」


フレンドチャットが終了した・・・アスラムの文句は止めてくれたようだ・・・


とりあえずリンゴらしき果物を取り出す。


「・・・バカヤロウ!」


外に向かって・・・ブン投げた!


「私を○○ックするんじゃなかったのか!」


ミカン擬きをブン投げた!


「ここまで這い上がって来い!私を○○ックしてみろ!」


ココナッツ擬きをブン投げた!

畜生!・・・逝かないでくれよ!私にはお前が必要なんだから・・・


                   ⋮


・・・なぜか躰に布団が掛けられていた・・・とりあえず布団を取っ払う。

装飾なしの木の天井に木の床、木の壁、木のテーブル、木のベッド、木枠の窓・・・見覚えがある部屋だ。記憶があやふやだが・・・多分ノビスシティの宿屋だろう・・・


(寝てる間にテレポートスイッチを踏んだか?それともあの森が夢だったのか?)


月明かりと外の電灯だけが光源だった。


(エリー姉とアスラムは起きてるかな?)


ベッドから這い出す。


「!」


何者かに口を塞がれた!背中に布越しの肉が押し付けられた感触がする!

躰から無数のポリゴンがまき散らされた!


(私も・・・逝くのか・・・)


ポリゴンの射出が収まった・・・躰は何ともない・・・服以外は・・・


(倫理制限解除の申請なんて受けてないぞ!)


どんな手を使ったんやら・・・


「"ここまで這い上がって来い!私を○○ックしてみろ!"・・・望み通り○しに来たぜ」


もうこの声を聴けないかと思った・・・

布の感触が消えた。


「くたばったと思ったか?」

「思ったぞ・・・一瞬だけな」


片手で反転させられ・・・そのまま抱き付かれた!

続いてベッドに押し倒された!


「・・・ド変態め!」

「もう"お仲間"だろう?」


顔が目の前に迫ってきた。ホントに帰ってきたんなら、やりたいことぐらいやらせねばな・・・


「~~~♪♥」


視界にベッドの端が映った・・・


                   ⋮


あれが現実ならよかったのに・・・シミがついた壁紙に刃物で傷のつけられた壁が視界に移った・・・躰にはカビ臭い毛布が纏わりついてる。

ベッドからはい出て、とりあえず躰を確認する・・・申し訳程度の膨らみに着慣れた布が掛けられていた。取り敢えず服は無事だ。


(・・・このゲームにはインキュバスがいるのかな・・・リアル過ぎる・・・)


真っ暗だが・・・湖に向かわずにはいられなかった。


                   ⋮


壁を引っ掻く!カウントを示す記号も、もう18個目だ・・・


(今日も調合調合、ついでにエンチャント)


エンチャントSkillをイメージする・・・正しいのかは定かではないが・・・Magを選択する。

僅かながらMagが上昇した。


材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!


                   ⋮


エンチャントSkillをイメージする・・・Magを上昇させる。

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!


(未だできず・・・Lvが足りないのか・・・)


まだ絶望する段階ではない!

エンチャントSkillをイメージする・・・Magを上昇させる。

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・アイテムが輝いた!

フラスコに入った濁った液体が出現した。


(これか?)


選択する・・・名称はもちろん、効果も不明だ。1つわかることは生ゴミではないということだ。そいつを一気飲みする!

強烈な苦味・・・材料が野菜とは思えないほどの不味さだ・・・


HPが回復したようだった。


(できた!・・・まずは1つ)


違う組み合わせを試みる・・・


エンチャントSkillをイメージする・・・Magを上昇させる。

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・燃えるゴミができた!

材料を選択する・・・調合を選択・・・アイテムが輝いた!

フラスコに入った透き通った液体が出現した。


(これはどうだ?)


一気飲みする!


(・・・ミックスフルーツジュース!)


不正解のブザーが鳴った・・・下腹から!


(・・・腹が・・・)


整腸剤が欲しい欲望に耐えつつステータスを見る・・・


(・・・これで生命線がつながった!)


その前に・・・ワシントンクラブへ・・・


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