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〜第五話 防衛線の始まり、そして再出発〜

「まっちゃちゃっと片付けちゃいましょうか」

そういった俺は速攻で後悔した。

意外と強い。そりゃ反国家勢力だから帝国兵と渡り合えるほどの実力を持っているのは確かだ。

つまりコイツラを相手にするってことは十分帝国兵と戦っているのと同じだ。

無論、とりあえず応戦できる範囲で戦ったが無理だった。

石を投げたり、崩れかけた壁を押し倒して潰したりとそれなりの功績を残したも、

所詮元農民、戦えるはずもなく反抗力は右肩下がりになっていった。

ただ帝国兵の増援がきたため、

盗賊たちは「チェッ、時間をかけすぎてる。これじゃ無駄だ。」

という捨て台詞を吐いて去っていった。

それでも.................

黒煙を上げ燃える建物、排水路も瓦礫などで詰まっている。

これじゃ当分排水路掃除のクエストは来ない。

明らかな死活問題に直面した彼を神は救った。

「ん、なんだこれ」

そういい見つけたのは白銀に光る銀貨1枚だ。

おそらく帝国兵が戦闘の最中に落としたのだろう。

銀貨1枚は大銅貨10枚分だ。

排水路掃除は1日で大銅貨2枚分だからある意味

5日分の収入となる。(日本円レートで10000円)

それに加えちょくちょく貯金してた大銅貨があるから生活は困らなそうだ。

それでも失業したのは辛く仕事を探さねば、、、と思うアルトなのであった。

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