最終話 魔法宇宙戦艦プレアデスよ宇宙を飛べ
一年後――。
ヌージィガの造船所でプレアデス級の新型戦艦が竣工した。
各機関部の省エネ化により、魔力炉の小型化に成功。大型の魔結晶で駆動できるように改良された。また、操縦系も人系から魔道計算機(魔力で動くコンピュータ。サトシが中心になって開発された)に変わった。
命名式。ヌージィガ連星文明の初代皇帝セーヤが新戦艦の名前を発表する。
「この新戦艦に誇りある名前『プレアデス』を継承する。
今日、この時を以てこの新戦艦が『プレアデス』だ」
歓声が上がる。
この星の民にとって、「プレアデス」は夢を示す言葉となっていた。
「プレアデスの艦長にはソウコウを継続任命する。
……ソウコウさん、一言お願いします」
ソウコウが壇上に上がる。
「俺たちは今、翼を手に入れた。強くしなやかな翼だ。
この翼は俺たちを無限の世界に連れて行ってくれる。
宇宙は広い。とてつもなく広い。
この広い宇宙には俺たちの知らない世界がまだまだある。
俺たちがそれを見てくる。
そして俺たちの世界をもっと良いものに変えてゆこう」
観衆は拍手でソウコウを称えた。
◇
新型プレアデスの艦内。
乗員たちは定位置に着いている。
これからも彼等は多くのものを見、多くの経験を積むだろう。
プレアデスはサトシたちを乗せて、発進した。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
他作品を書きたくなったので、ここで一旦筆を置きます。
ですが、キャラへの愛着もあるのでまた再開するかもしれません。
その時はまたよろしくお願いします!




