【超能力先輩と部活名】
椿→3年生
万→2年生
ちよ→1年生
特に時期とかはありません。
ち「そういえば、椿先輩」
椿「なにかしら?」
ち「ずっと気になってたんですけど、超能力研究会って、どういう由来で付けたんですか?」
椿「由来? そこまで深く考えて付けたわけじゃないわね~」
万「でも確か先輩が部活の名前決めたんですよね」
ち「他の部活みたいに○○部って名前じゃないのも不思議ですし」
椿「そこは他の部活との差別化よ。オリジナリティがあってカッコいいじゃない」
万「そんな中二病じみた理由だったんですか!?」
椿「……部活動申請書を書くときに、後ろに『部』が自動的につくことを知らなくてね」
椿「だから、この部活の正式な名前は『超能力研究会部』なのよ」
ち「ものすごくダサい!!」
万「えーと、それって変えられないんですか?」
椿「そんなポンポン名前を変えられたら困るでしょう。原則、無理ね」
ち「原則ってことは変えられる場合もあるんですよね?」
椿「校則的に言えば、手違いで他の部活と名前が被った場合や申請書を提出してから1週間以内に申請の内容に不備を見つけた場合だけね」
椿「あとは、囲碁将棋部が囲碁部と将棋部に分かれたときに名前の変更が認められたわね」
万「でもあの部活って部室は1つのままですよね。囲碁部と将棋部の両方が同じ部室使ってますし」
ち「それ、名前変える必要ありました!?」
椿「将棋部が大会に出るために、どうしても分ける必要があったらしいのよ」
ち「じゃあ、私たちも超能力ボランティア部とかに名前変えます?」
万「普通のボランティア部があるのに!?」
椿「そもそも、部活動の要件を満たすには3人以上の部員と顧問、活動実績となるものが必要だから、4人しかいないこの部活じゃ、どう頑張っても無理よ」
ち「先輩だけ超能力研究会に残して、3人で新しい部活を作るとか?」
万「まさかの俺を置いてくつもり!?」
ち「先輩は後から合流してもらえばいいかなと思って」
椿「申請を上げるときに部長の記入が必要よ? 万の代わりに誰がやるのかしら?」
ち「適当にどっちかの名前書いておいて、あとから部長を先輩に変えれば……」
万「部長の変更も、そんな簡単じゃないよ……」
椿「そもそも、超能力研究会って名前がそんなに気に入らないかしら?」
ち「いえ、独特で面白いですし、いい名前…ではないですけど、好きですよ」
万「俺は素直にダサいと思いますけどね。安直ですし」
椿「万は黙ってなさい」
ち「そもそも、こんなに思いっきり超能力の話してていいんですか?」
椿「超能力研究会って言うと、超能力者が居るイメージ無いでしょ」
万「手品部と間違われることもありますしね」
ち「……思い返してみれば、超能力研究会に超能力者が居るんだってツッコミを入れた覚えがあります」
椿「ちょっとまって手品部と間違われてるの? 超能力が?」
万「そういう方向性の怪しさがあるんじゃないですか? 占い部と同じですよ」
ち「この学校、部活多すぎません!?」




