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【超能力先輩と教科書】

万、椛→3年生

ちよ→2年生

幽見、時雨→1年生


特に時期とかはありません。というわけではなく、半年ほど経った頃です。

ち「先輩って、去年の教科書どうしました?」

万「2年の時の教科書? 受験で使うかもしれないから、残してあるよ」

ち「ああ、なるほど。じゃあ1年生の時の教科書ってどうしました?」


万「……家のどこかにはあるハズ?」

椛「気軽に物を失くすなよ……」

幽「そういうきっしーパイセンは、教科書どこにあるかわかるんですか?」


椛「俺だぞ? 普通に部屋の本棚に飾ってある」

時「『俺だぞ』の説得力がすごいな」

ち「教科書って本棚に飾るものですかね!?」


ち「しぐれんと幽見くんは、中学生の時の教科書残ってる?」

時「姉さんがそういうの残しておくタイプなんで」

幽「高校入学前に、段ボールに詰めた覚えがあります」


万「それ、ワンチャン捨てられてない?」

幽「まぁ、否定はできないです」

時「ぶっちゃけ、中学の教科書とか使わないだろ」


椛「そうとも言い切れないぞ」

ち「ああ、世界史の田山先生ですか?」


万「ああ、そういえばそんなこともあったね」


幽&時「「……?」」


椛「世界史の授業って2年生から始まるのは知ってるよな? 田山の最初の授業で、中学の教科書持って来いって言われるんだよ」

万「歴史って、新しい文献とか遺物が見つかって、変わることがあるからね」

ち「中学の教科書で教えた内容が間違ってるってことで、その辺から授業が始まるんだよ」


万「歴史に興味を持つとっかかりとしては面白くて好きだったな」

椛「どうだか。ただのお喋り好きのおじさんだろ」

ち「世界の小話とか交えてくれるから、面白くて好きですけどね」


万「そういえば、歴史が苦手だったクラスメイトが、田山の授業になってから高得点とるようになってたな。この前の小テスト、100点取ってなかった?」

椛「そういえばそうだな。あのテスト、簡単だったとはいえ、100点は2人だけだもんな」

時「へぇ。逆にもう1人は誰なんすか? 歴オタとかですか?」


万「コイツ」

椛「…………」


幽「きっしーパイセンって、勉強だけはできますもんね」

椛「それ以外できないみたいな言い方するな!!」


万「まぁでも、歴史のテストはずっと2点とかだったやつが急に100点取ったのはすごかったな」

時「やりすぎライ○ップじゃないっすか」

幽「なにそのツッコミ。言いえて妙なのが腹立つ」


ち「やっぱり、古い教科書とかは捨てないほうがいいんですかね」

万「すくなくとも、学生のうちは残しておいたほうがいいんじゃないかな」


椛「俺は一生残しておくと思うな。学生の時にもらえる教科書ってレアリティ高いし」

時「教科書にレアリティとかないと思いますけど!?」

万「絶版した教科書はSSRとか?」

幽「つまんないソシャゲですか?」


椛「教科書の中に誤字脱字があるやつがURだな」

ち「印字ミスのお金と同じシステムなんですか!?」

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