【超能力先輩と爆弾探し!?】
万「探し物……ですか?」
檜「そうです。どうやらサイコメーカーが侵入したようなのですが、途中で足取りを掴めなくなりまして。すでに彼は居ませんが、危険物を校内に放置していないか確認してほしいのです」
椛「校長先生の千里眼で探せばよくないですか?」
愛「どうして全員を集めたんですか? わざわざ友田ちゃんまで呼んで」
檜「自分で探してみたのですが、見つけられなかったんです。おそらく、超能力では見つけられないように邪魔をしてるのでしょう」
ち「まぁ、それはそうですよね。簡単に見つかったら意味がないですし」
幽「あの、サイコメーカーって何者なんです?」
時「俺は会ったことがあるな。俺や姉さんを殺そうとしたイカレ科学者だ」
霊「何ソイツ? 人殺しなの……?」
万「サイコメーカーは超能力者に憧れてるんだ。最近は殺しに来ることはないけど、ちょっかいを掛けてくることは多いよ」
椛「毎回、面倒なことに付き合わされるんだ。命を狙われないだけマシだけどな」
檜「サイコメーカーが仕掛けたものが、どんな危険物であるか予想もできません。くれぐれも気を付けてくださいね。爆弾なんてこともあるかもしれません」
全員「「「「「「「「爆弾!?」」」」」」」」
檜「まぁ、サイコメーカーもそこまではしないと思います。ですが、本当に気を付けてくださいね。小桜さんと友田さんは怪しいものを見つけたら、すぐに超能力者を頼ること。小菊くんたちも、自分たちで処理しようとはせず、私を呼んで下さい」
万「わかりました」
椛「それで、どこから探す?」
愛「基本的に2人一組になって探そうか。椛、3階に行こう」
楓「じゃあ、私とちよで1階を探してみます」
幽「僕と霊音は2階を探しますね」
時「万先輩、どうします?」
万「まずは屋上に行こう。そのあと体育館やプールを探してみる」
1階女子トイレにて……
ち「さすがのサイコメーカーも女子トイレには隠さないんじゃないかなぁ」
楓「でもほら、薬先輩が協力する可能性もあるでしょ?」
ち「え~。薬先輩はサイコメーカーの発明品に頼らなくても超能力者を殺せると思うけど?」
楓「それもそっか……」
ち「開いてなかった教室の鍵を借りてくるよ!!」
楓「まって、嫌な予感するから離れないで」
ち「え、楓、怖がってるの?
楓「そういうんじゃないよ。ただ、胸騒ぎがするっていうか……」
麻「おや? このトイレも取り込み中で使用禁止ですか?」
ち「く、薬先輩!?」
楓「どうしてここに!?」
麻「トイレに行こうとしたら使えないと1年生の男の子に言われてしまいましてね。しかたなく1階に降りてきたんです。どうやら、何かの依頼中のようですが、トイレ使ってもいいですか?」
ち「先輩、正直に答えてください。サイコメーカーは何を仕掛けたんですか?」
麻「お兄様? お兄様なら今日、私のお弁当を届けてくれましたけど」
楓「お弁当……?」
麻「ただ弁当を届けに来ただけなのに監視されて鬱陶しかったと怒ってましたけど、それが関係ありますか?」
ち「……ああ、なんとなく分かりました。先輩、聞こえますか。危険物は無いです。薬先輩に確認しました。校長先生の勘違いだったみたいです」
万「え、どういうこと!?」
ち「あれ、じゃあ、楓の胸騒ぎって……?」
薬「そういえば、社会の大村先生が、友田さんを探してましたよ。課題の提出が遅れていると」
楓「……あ!! 家に置いてきちゃった……!!」




