【サイコメーカーと人体実験】
ち「だから幼女じゃないですって!!」
芽「なんだなんだ。もめ事か?」
万「サイコメーカー。部外者なのにすげぇナチュラルに入ってくるじゃん」
麻「私の依頼も兼ねていますよ」
ち「あ、薬先輩……!! もう男装はしませんからね!!」
芽「今日は私の発明品のテストに来たんだ」
椛「またかよ。まぁ、話ぐらいは聞いてやる」
麻「ありがとうございます。話は変わりますが、小桜さんはいつも幼女扱いを受けているそうですね」
ち「え? まぁそうですけど……」
芽「人の背が低いことを馬鹿にするのはとても良くないことだよな~。仕返ししたいと思わないか?」
万「めちゃくちゃ白々しいな!! 仕返しって何? 怖いんだけど」
椛「あ、俺は用事思い出したから帰ろう~」
ガシッ!!
麻「逃がすわけないでしょう。モルモットくん」
万「わお、マッド……。なかなかいないよ、知り合いをモルモット呼ばわりする奴」
芽「小桜にお勧めするのはこちら!!」
麻「若返りの秘薬~」ドラ〇もんボイス
万「飛躍的なまでに秘薬だね!? そんなもの作れるのはマジで超能力だよ!!」
芽「さぁほら、グイッと飲みたまえ」
ち「確認ですけど、安全なんですよね?」
麻「当然です。安全安心、用法容量を守れば何も心配はいりません」
椛「こっわ……」
ち「じゃあ、先輩方、飲んでください」
万「すげぇ嫌だけど、自業自得だから断りにくい……」ゴクリ
椛「……死にたくねぇなぁ」ゴクリ
ボヒュン!!
万「はれ? 小さくなった……」
椛「俺、今どうなってる? 鏡貸してくれ」
麻「え、可愛い……。ショタの鎖骨、エッロ……」
ち「わぁ、私が先輩を見下ろしてる。上目遣いの先輩……」ゾクゾク
万「うわーん!! 2人の目が怖いよ~!!」
芽「なるほど、記憶の混濁は見られないが、感情は肉体年齢に左右されているようだな。一時的に細胞の性質情報が時空的逆行を引き起こしているのか。だが、ところどころに成年の痕跡が残っているな。若返らせた分を取り戻そうとあり得ないスピードで細胞分裂が行われている……。若返りの秘薬は失敗作だな。せいぜい1時間が限界だろう」
万「あの、分かりやすく説明してもらっていいですか……?」
芽「5~7歳程度まで若返る。記憶はそのまま。言動は子供っぽくなる。1時間で戻る」
椛「なぁ、全身が成長痛みたいな感じなのは、想定の範疇か?」
芽「そうだな。10年分の成長を1時間で体験していると思えば分かりやすいだろう」
万「なるほど。なら、別な服に着替える必要は無さそうだね」
椛「そうだな。元の制服に包まっていればいいだろう」
ち「いやいや、せっかくだし着替えましょうよ?」
麻「ほら、可愛いお洋服一杯用意してますよ~」
万「ぎゃぁー!! じりじり寄ってくるな~!!」
椛「目がマジなんだって!! 怖いよぉ」
ち「フヒ、お姉ちゃんって呼んでみて。ね?」
麻「少しだけ触り合いっこしてみようね~。大丈夫、これも実験の範疇だから」
万「助けてサイコメーカー!!」
芽「フハハハ。超能力者が蹂躙されているのを見るのは面白いな~!!」




