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【超能力先輩とひな祭り】

万「ところで、今日はひな祭りの日だよね」

椛「正しくは桃の節句というらしいがな」

ち「そうですね。私、ひな祭りの日に生まれてるんですよ」


万「ぼんぼりとか居る?」

愛「ぼんぼりって何? 豚トロみたいなこと?」

葵「全然違うわよ。なんか、ひな祭りに使う灯りみたいなもの……?」


楓「歌でもありますよね。明かりを付けましょぼんぼりにって」

ち「ぼんぼりとか見たこと無いんだけど」


葵「そもそも、ひな人形を飾る家が減ってきているからな」

ち「私の所は飾ってましたよ。さすがに今年はやらないですけど」

万「中学生までは飾ってたんだ!? 珍しいね……」

椛「俺の部屋にも飾ってるぞ?」


愛「アレって、娘がいる家に飾るものだよね!? なんで一人っ子の椛の家にあるの!?」

椛「さすがに土台まではないぞ? お内裏様(だいりさま)とお雛様(ひなさま)だけだ」


葵「ひな人形を持ってること自体がおかしいでしょ……」

楓「まぁ、そこは先輩の趣味でしょうし……」


椿「少し疑問なのだけれど、お内裏様って誰なの?」

万「……誰って、それはお雛様の旦那さんなんじゃないですか」

ち「ひな祭りのあの飾りって、何を表してるんですか?」

万「そう聞かれると、よくわかんないけど……」


楓「ちよの家では毎年飾ってるのにわかんないの?」

ち「とくに何も考えずに飾ってるからね。いつも何の意味があるんだろうと思って飾ってる」

椛「すげぇ失礼だな。伝統に謝れよ……」


愛「結局は、女の子の健康を願ったりとかって話じゃないの?」


ち「でも飾りをしまい忘れると、その分婚期が遅くなるんですよね」

楓「え、そうなの!? 一種の呪いじゃん!!」

椛「おい、いろんな人に怒られるぞ。呪い呼ばわりは失礼すぎるだろ」

葵「待って!! 愛くんどうしよう……!!」


愛「え、何?」

葵「私が子供のころ、一か月ぐらいひな人形片付けなかったことがあったわ!!」

愛「じゃあ、富士見は一生結婚できないんじゃない?」


万「小桜さんは遅れたことない?」

ち「多分なかったと思います。大体翌日には片付けていたので」

椛「ひな人形はデリケートだから、よく晴れた日に片づけた方が良いぞ。一か月遅れてでも天気のいい湿気の少ない日に片づけるべきだ!!」


葵「たしか、雨が降ってちょっとじめじめしてるなぁとか考えながら片付けたような気がするわ。天気が悪くて押し入れが暗かったのを覚えてる」

愛「ひな人形に失礼すぎる……。マジで一生結婚できないんじゃない?」


楓「ひな人形って色々種類ありますけど、フルセットで持ってる人っています?」

ち「私は上の数段だけ……」

葵「私もそうだな」

椿「そうね。下の方もないし、周りの飾りもなかったと思うわ」

椛「俺も一番上の2人だけだし……」


万「あ、親戚の家に全部そろってるの見たことあるよ。写真も撮ってある」

愛「うわ、すごっ!? お雛様の衣装もめっちゃ派手……!!」

椛「なんか金の扇子もあるぞ? これ何?」


ち「こういうの、ちょっと憧れますよね……」


全員「「「「「「え…………?」」」」」」

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